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「英文法の鬼100則」を読んだ感想!英文法が嫌いなあなたに読んでほしい!

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「英文法ってあまり面白くない、、、」

「暗記が多くて辛い。」

 

英文法を言うと、このようにネガティブな印象を持っている方は多いと思います。

しかし、そんなネガティブな印象をかき消してくれる参考書があります。

それが「英文法の鬼100則」です!

「英文法の鬼100則」は、これまでによくあった、文法のルールを暗記するための参考書とは全く違います!

むしろ暗記は辞めて、英文法が表す気持ちを理解するための参考書です。

今回は、そんな「英文法の鬼100則」について紹介していきます!

 

「英文法の鬼100則」を使うのがオススメの人!

 

・話す/書くための英文法を学びたい方!

・暗記が嫌いな方!

・基礎的な文法知識を持っている方!

 

「英文法の鬼100則」は、先ほども書いた通り、今まで学校や受験勉強でやってきたような、文法事項をたくさん覚えましょうの様な本ではありません!

表紙に書いてある、「英文が表す「気持ち」を捉える」のように、ネイティブがどのような感覚で英文法を考えているのか、使っているのかを理解して、使えるようにしようというのが、「英文法の鬼100則」の目的です。

そのため、「be + 動詞のing形が現在進行形だ」のように、文法項目を1個ずつ覚えていくものではないので、暗記が嫌いな人にこそ、読んでいただきたいです。

とはいえ、中学レベルの英文法がわからないという方は、「英文法の鬼100則」を読むのは、少し難しいのではないかと思います。

個人的には、学校や受験で英文法の勉強はしてきた人が読むと、「今まで習ってきたことと全然違う!」という驚きや新鮮さがあってより感動すると思います。

 

「英文法の鬼100則」の構成!

 

100則とタイトルにあることからもわかるとおり、100のトピックに分かれています。

100個のうち、91は主に英文法について書かれています。

残りの9個は、主にスピーキングとライティングの勉強法について書かれています。

勉強法の部分では、英語でわかりやすい説明の仕方は、説得力を上げるための英語についても書かれています。

 

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「英文法の鬼100則」を読んだ感想!

 

日本人が話している英語や書いてる英語は、ネイティブからみると不自然であるということがよく起こります。

実際に私もそのような経験をしてきました。

自分が間違えたものについては、「この単語はここで使うべきではないのか。この単語を使えばもっと自然になるのか」など、その場で学ぶことができます。

しかし、自分が間違えるために1つずつ勉強していく方法では、キリがありません。

なぜ日本人の英語がネイティブから見ると不自然になってしまうのかについて、何か根本的な理由はないのか?

「英文法の鬼100則」がその答えを教えてくれました

 

我々が使っている日本語の世界と英語の世界には、違いがあります。

「英文法の鬼100則」にはこのように書かれています。

 

日本語:自分カメラなって風景を映す言語

英語:外から、もう1人の自分が自分を眺める言語

 

この違いが理解できるための例を出します。

「ここはどこ?」を英語にしてみてください。

おそらく、「Where is here?」と訳してしまった方がいらっしゃるのではないでしょうか?

これは、日本語からの直訳であり、ネイティブから見ると不自然な英語になってしまいます。

では、ネイティブは「ここはどこ?」をどうやって表現するのか?

答えは、「Where am I ?」です!

 

日本語は、自分がカメラとなって風景を映す言語なので、その感覚をそのまま英語で使ってしまうと、話し手の存在が消えてしまい、「ここはどこ?」という自分のカメラに写る場所のみが言語化されます。

それいに対して、英語は、外から、もう1人の自分が自分を眺める言語なので、話し手の存在は残ったままになります。

そのため、ネイティブが「ここはどこ?」を言うと「Where am I ?」という英文になります。

 

日本語と英語の感覚の違いを体験していただけたでしょうか?

今回使った例は、実際に「英文法の鬼100則」に載っているものを借りました笑

このように、「英文法の鬼100則」では、日本語と英語の感覚の違いをもとに、ネイティブがどのような感覚で英文法を使っているのかについて書かれています。

私自身、ネイティブの感覚どころか、日本語の感覚について考えたことはなかったので、「英文法の鬼100則」で解説されていることは、驚きと学びの連続でした!

 

ネイティブの感覚で英文法が理解できると、4技能全てに効果があります。

ネイティブと同じ感覚で英文法が使えるようになれば、もっと自然な英語を話したり書いたりすることができますし、聞いたり読んだりする時も、相手の気持ちをより正確に理解することができるようになります。

さらに、英語を話したり書いたりする時に「現在完了はhave + 過去分詞だから、、、」のように頭の中で文法を考えなくてよくなるので、自然とスラスラ英語を話したり書いたりすることができるようになります。

本当に、早く「英文法の鬼100則」を読んでおけばよかったなと思います笑

 

 

「英文法の鬼100則」の紹介は以上です。

現在、英語教育では、スピーキング・ライティングも含めた4技能が重視されています。

話したり書いたりできるような英語でなければ意味がないという考えをお持ちの方も多いと思います。

その影響もあってか、「英文法ばかりやっても意味がない」「英文法を学ぶよりも、どんどん話したり書いたりする練習が必要だ」のように、英文法が軽視されてしまうことも増えていると思います。

しかし、英文法がわからなければ、英語を話すことも書くこともできません。

今回紹介した「英文法の鬼100則」のような、英語を話したり書いたりするための英文法が、このような問題を解決してくれるのではないかと、私は考えています。

これからの時代に必要な英文法と言えるでしょう。

今まで、学校で文法やたくさんやってきたけど、その知識を使って英語を話すことができないという方や、ネイティブのような自然な英語を使えるようになりたいという方は、ぜひ「英文法の鬼100則」を読んでみてください!

 

 

というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!

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