前置詞「in」の基本イメージは、「〜の中に」です。
「〜の中に」というイメージから、大きく分けて3つの意味に派生します。
①内部を表す「in」
②状態
③時(〜以内・〜後)
今回は、「〜の中に」というイメージを持つ「in」の意味や使い方について、例文とイラストを使って紹介していきます!
①内部を表す「in」
例:(1)There is a chocolate in the box. (箱の中にチョコレートがある)
(2)I live in Tokyo. (私は東京に住んでいます。)
(3)He looks very cool in the jacket. (彼は、そのジャケットを着ると、とてもカッコよく見える)
(4)One in ten forgot the homework. (10人のうち1には、宿題を忘れた)
(1)と(2)は、場所を表しています。
箱の中にチョコレートが入っている。
Live in〜は、学校で絶対に習う表現なので、暗記してしまっている方も多いと思いますが、「〜の中に」というイメージは、Tokyoなどの場所も表すことができます。
場所を表すといえば、「at」もありますが、「at」と「in」の違いについては、別の記事で詳しく紹介しています!
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(3)は、「〜の中にある)というイメージから、服装に包まれているというイメージに派生して、服などを身につけていることを表します。
(4)の10人の中の1人というように、ある範囲の中でという意味を表すことができます。
②状態を表す「in」
例:(1)I'm in trouble. (私は困っている)
(2)I like to spend my time in studying English. (私は、英語を勉強して時間を過ごすのが好きだ)
(3)They sat in a circle. (彼らは円状に座った)
(4)I'd like to say it in English. (私はそれを英語で言いたい)
(5)I took a note in pen. (私はペンでメモを取った)
「〜の中に」というイメージから、「〜という状態」というイメージに派生します。
状態も色んな使われ方をします。
(1)は、困っている状態に置かれていることを表しています。
状態は、(2)英語勉強するという活動の状態、(3)円状にという形の状態を表します。
最後に、(4)(5)は少し発展的な表現です。
(4)は「英語で(英語という範囲の中で」それを言いたい。
というように、「〜の中に」というイメージが発展して方法や手段、道具などを表すことができます。
(5)は、in pen(ペンで)と手段を表しています。
③時(〜以内・〜後)を表す「in」
例:(1)I have to finish this task in a day.(私は今日中にこの仕事を終わらせないといけない。)
(2)I will be back in an hour. (私は1時間後に戻ってくる)
「〜の中に」というイメージは、「〜以内に・〜後に」という時を表します。
ここで注意なのは、〜以内と〜後は違う意味だという点です。
(1)のin a dayは、今日中(以内)にという意味で使われていますが、(2)のin an hourは1時間後にという意味で使われています。
どちらの使われ方をしているかは、文脈から判断するしかありません。
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前置詞「in」の意味と使い方は以上です!
ぜひ例文とイラストを使って、「in」の意味と使い方を覚えてください!笑
とういわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990