私の現在のTOEICスコアは970点(リスニング:495 リーディング:475点)です。
リーディングでは、まだ満点を取ったことがありませんが、第233回TOEIC公開テストでは、パート5で満点を取ることができました。
その後も、安定してパート5では9割以上を正解することができています。
(一度だけ、おそらくマークミスでとんでもなく低いスコアが出てしまったことがありましたが笑)
というわけで今回は、私がTOEICパート5で安定して9割以上正解できるようになるまでに行なってきた勉強法を紹介していきます!
英文法の復習
パート5の問題で出てくる問題は、文法問題と語彙問題に分けられます。
どれくらいの割合で出てくるかは、受験する回にもよりますが、だいたい半々くらいか、文法問題の方が若干多い印象です。
そのため、パート5の問題を対策する前に、最低でも中学英文法は復習しておくべきです。
私の場合は、勉強を始めたばかりの時は、とてもやる気に満ち溢れていたので(今でもやる気まんまんですよ笑)、「一億人の英文法」という太めの文法書を使って、英文法の復習をしていました。
「一億人の英文法」は、ページ数は671ページ(参考文献抜き)あるので、かなりボリューミーですが、わかりやすいイラストが多くのっていたり、話し口調で書かれていたりと、読者が読みやすく、かつ英文法のイメージをつかみやすいように作られているので、とても勉強しやすかったです。
とはいえ、働きながらTOEICの勉強をしなくてはいけないなど、時間が限られている方は、「中学英語をまんがでやり直す本」がわかりやすく簡潔に中学英文法がまとめられているので、オススメです。
「中学英語をまんがでやり直す本」など、比較的薄い参考書を使ってから、英文法をもっと知りたい、TOEICでもっと高得点を取りたいと思った時に、「一億人の英文法」を使うという手順でもいいかもしれません。
解き方を身につける!
英文法の復習が終わったあとは、パート5の解き方を学びます。
選択肢、空欄前後の見方など、パート5の問題で効率よく確実に正解を選ぶためには、知っておくと良い解き方があります。
参考書の紹介記事でも取り上げた文法特急には、パート5の解き方がしっかりと解説されています。
なので、まずは参考書の解説をしっかりと読み込みます。
最初は速く問題を解くことよりも、ゆっくりでもいいので、解説にのっている解き方をしっかりと確認することが大切です!
制限時間内に解く練習をする!
解き方に慣れてきたら、次に制限時間内に問題を解く練習をしました。
TOEICのリーディングパート(パート5〜7)は時間との戦いです。
一番問題の多いパート7にできるだけ多くの時間を残したいため、パート5を速く解き終える必要があります。
目標スコア別に目安を書いておきますので、問題を解く際に参考にしてみてください!
600点→15分以内 (1問30秒)
730点→13分以内 (1問25秒)
800点以上→10分以内(1問20秒)
1問10秒〜15秒で問題を解きまくる!
私は、パート5で満点を取るための最終ステップとして、普段の勉強から本番で解く目安(1問20秒)よりも、さらに短い制限時間で問題を解く練習をしました。
設定した制限時間は、1問につき10〜15秒です。
私が使ってきた参考書についての記事でも紹介した、「でる1000問」の別冊を使って、1ページごとに時間を測定して、解き終えたタイムと間違えた問題数を記録していました。
本番では緊張や焦りなどから、パート5が普段通りに解けるとは限りません。
緊張や焦りが原因で、普段では絶対におかさないミスをしてしまう可能性もあります。
そのため、普段からより負荷をかけた状態で問題を解くことで、本番での緊張や焦りに対応できるように、この勉強方法を実践していました。
1問10〜15秒で正確に解き終える練習を繰り返したおかげで、本番ではパート5をより速く、より正確に解ききることができました。
TOEICで860点以上超えられるようになってきたら、普段の勉強では、1問10〜15秒で解く練習をすることをオススメします!
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全ての段階で共通する勉強法!
今まで3段階(解き方を覚える→制限時間内に問題を解く→キツめの制限時間で問題を解く)の勉強方法を紹介してきました。
この3段階のにおいて、すべてに共通して行なってきたことが3つあります。
それは、
①頭の中で解き方を考えながら解く!(復習でも)
②わからない単語・表現の意味調べ
③音読
この3つです。
それぞれについて、これから紹介していきます。
・頭の中で解き方を考えながら解く!
パート5の問題を繰り返し解いていると、どうしても正解の選択肢を覚えてしまいます。
正解の選択肢を覚えているからといって、何も考えずに解いていては意味がありません。
そのため、私は毎回問題を解くときには、頭の中で解き方を考えながら解くようにしていました。
正直、同じ問題を何回も解き方を考えながら解くのは、めんどくさく感じてしまう時があります。
しかし、このめんどくささを乗り越え、解き方が完全に自分のものとなった時、本番で似たような問題を一瞬で解くことができるようになります。
日々の勉強を無駄にしないためにも、解答プロセスをしっかりと意識しながら問題を解きましょう!
わからない単語の意味調べ!
問題の中にわからない単語があった場合は、しっかりと意味を調べるようにしましょう。
意味調べが面倒くさいと感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、パート5で出てきた単語が他のパートの問題に出てきたり、別のパート5の問題にも出てくることもあります。
今ではスマホでササっと調べることができます。
スマホで検索する前に、自分が使っている単語帳の索引を見て、自分がわからなかった単語が載っているかを確認するのもオススメです。
わからないと思っていた単語が、実は過去に単語帳でみた単語だったりすると、次に単語帳を使ってその単語を勉強する時に、より印象に残っているので、すぐに覚えることができると、私は実際にやっていて感じました。
音読
問題を解き、解説を読んだ後は問題文を音読しました。
やはり、パート5でも音読が効果的なのではないかと、私は思います。
具体的な回数は設定していなかったのですが、私は選択肢をみなくてもスラスラ言えるようになるまで繰り返し音読をしていました。
パート5では似たような問題が別の回で登場したりすることがあります。
なので、頭に一文を刷り込むように音読することによって、似た問題が出てきた時に、一瞬で解くことができます。
また、パート5での音読は特に、文章の意味・正解の選択肢と空欄前後の単語とのつながりを意識して音読を行いました。
動詞と副詞、時制と副詞の関係(Soon→未来など)などです。
音読を繰り返すことによって、頭の中に意識したことが蓄積されるので、問題を解く時にも、感覚的に、この選択肢はあっている、間違っていると判断することができるようになります。
以上が、私がパート5で満点を取るまでに行ってきた勉強法です。
パート5は6割くらい正解できるようになるのは簡単ですが、それ以降が少し時間がかかります。
地道な練習が必要です。
めんどくさいと思ってしまうことほど、どれだけしっかりとやれるかが大切です。
特に語彙問題に関しては、日々の勉強の中で、しっかりとわからない単語を調べているかが重要です!
この記事中でも、何回か触れていますが、パート5で9割以上正解できるようになるまでに、私が使ってきた参考書についても、別の記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください!
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【TOEIC】私がTOEICパート5で安定して9割以上正解できるようになるまでに使ってきた参考書!
私の現在のTOEICスコアは970点(リスニング:495 リーディング:475点)です。 リーディングでは、まだ満点を取ったことがありませんが、第233回TOEIC公開テストでは、パート ...
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というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990