600点を突破した後、次なる関門は730点です!
実際に、私は過去に730点のカベを突破することができず、720点で挫折してしまい、約2ヶ月間、全く英語の勉強をしなくなってしまった時期がありました笑
私が初めて730点を突破することができたのは、TOEICの勉強を再開してから約3ヶ月後です。
というわけで今回は、私の経験をもとに、730点を達成するための勉強法・オススメの参考書について、詳しく紹介していきます。
目次
この記事の信頼性
現在の私の最高スコアは975点(2020年1月)です。
リスニングでは、これまで7回満点を達成しました!
しかし、私の高校時代の英語の偏差値は43でした。
センター試験では、筆記試験:116点 リスニング:25点というありさまです。
これでも、高校3年生の春は英語の偏差値が30程度しかなかったことを考えると、上がってはいるのですが、決して英語が得意であったわけではありませんでした。
むしろ、強い苦手意識を持っており、正直嫌いでした笑
しかし、大学入学後、1ヶ月が経った5月から本格的にTOEICの勉強をスタートさせ、約3年間で現在の最高スコアである975点まで取ることができました。
この記事は、私の今までの経験をもとに作成しております。
1.TOEIC730点のレベルとは?
TOEIC730点は、公式から発表されているデータを参照すると全受験者の上位約18〜20%あたりに位置しています。
600点が上位約50%だったことを考えると、一気に数字が落ちていますね笑
私は、TOEIC730点は中級レベルだと考えています。
英検に換算すると、2級〜準1級レベルです。
私の経験からも、730点は決して楽ではないです。
しかし、継続的に正しい方法で勉強を積み重ねていけば、必ず達成できるラインです。
2.TOEIC730点を達成するために必要な勉強時間とは?
(http://www.prolingua.co.jp/jjapanese/jjtoeic.html参照)
こちらの表させていただくと、600点→730点に到達するまでに必要な勉強時間は、1000-700=300時間が必要だとわかります。
この表では730点ではなく、700点になっているので、正確にはプラス100時間をして約400時間くらいは必要だと考えられます。
実際に私が600点台から730点以上を達成するまで(650点~785点)にかかった勉強時間は、約550時間ほどかかっています笑
初めて730点越えを達成した時が、若干800点に近かったことと、途中で2ヶ月間全く勉強をしなかった時期があったので、表から計算して出した約400時間よりはオーバーしていますが、概ね参考になる勉強時間なのではないかと思います。
730点を達成する上で、1日の勉強時間は400時間から残りの期間を割って出せばいいのですが、最低でも1日に1時間半〜2時間程度の勉強時間を毎日継続して確保することが理想です。
3.730点を達成するための戦略
3-1目指すべきスコアとは?
600点の際には、リスニング:350点・リーディング:250点と書いていました。
私が考える730点を目指す上で目指すべきそれぞれのスコアとは、リスニング:380点〜400点 リーディング 330点〜350点です!
600点の時と同じく、リスニングでスコアを稼いでいくのが理想です。
なぜリスニングでスコアをより稼ぐのが良いのかについては、600点の記事でも紹介しているのですが、以下の2点が挙げられます。
①リスニングはちゃんと勉強すればスコアが伸ばしやすい!
②リスニングから解き始めるので、集中力が高い状態で解くことができる!
2018年のTOEIC公開テストを複数回受験してきて、パート3・4は聞き取れていれば、簡単に解ける問題が多い印象があります。
もちろん、730点を達成する上で先読みなどは必要になってくるのですが、聞き取れていれば解ける問題が多いことを踏まえると、素のリスニング力を高めるのが得策なのではないかというのが、私の考えです。
素のリスニング力を高めていく練習方法を取り入れれば、その先の800点・900点を目指す際にも勉強法、またはリスニング力を身につけることができます。
実際に私は、730点〜900点以上を達成するまで、リスニングの勉強法は全く同じですし、満点である495点も達成することができました。
リスニングを中心に勉強を進めていくのですが、730点を達成する上では、リーディングの勉強も少しづつ力を入れていかなければいけません。
そのための勉強法・オススメの参考書について後の章で詳しく紹介していきます!
3-2それぞれのパートの目標正当数とは?
先ほど紹介した、リスニング(380点〜400点)、リーディング(330点〜350点)の目標スコアを達成するには、公式問題集の参考スコア範囲算出方法を参考にするとリスニング→81〜85問、リーディング→71〜75問を正解しなければいけません。
そこで私が考える、730点を達成するための、それぞれのパートの目標正当数は以下の通りです!
リスニングパート リーディングパート
パート1 5問 パート5 24問
パート2 22問 パート6 10問
パート3 30問 パート7 37問
パート4 24問
リスニングは、8割以上を正解しなければいけないため、全体的に高めに設定されています。
リーディングは7割くらいが目標なのですが、パート5だけ8割に設定しました。
理由としては、パート5の問題は、頻出の問題パターンを解き、解き方をマスターすれば、8割は余裕で正解できるようになるからです。
もちろん、単語力も大切になってくるのですが、これから紹介する単語帳を使えば大丈夫です!
逆にパート5でスコアを稼ぐことができないと、パート7できつくなってしまうので、スコアの上げやすさを考えるた上で、パート5を少し高めの設定にしました。
この正当数を目安に、自分が達していないスコアを中心に勉強を進めてみてください!
4.730点を達成するために必要なこと
これから、730点を達成するための勉強法と役に立つ参考書について紹介していくのですが、その前に730点を達成する上で必要なことについて紹介していたと思います。
私が考える、730点を達成するために必要なこととは、以下の3点です!
TOEICに特化した勉強をする。
公式問題集を丁寧に復習する。
最低でもダブルパッセージは解き切る。
600点の時は、文法や高校レベルの単語力など、基礎的な部分を中心に挙げていました。
基礎的な部分が出来上がった後は、TOEICに特化した対策をすることで、スコアを着実に伸ばすことができます。
また、たくさんの問題を解きまくるよりも、公式問題集を丁寧に復習することによって、より確実に730点を達成できるというのが、私の考えです。
600点〜730点の間ですと、TOEICの問題を解いていても、わからないところや、聞き取れていないところ、内容がよくわからない問題などが、たくさんある状態だと考えられます。
その状態から、1問1問、しっかりと理解するために丁寧に復習することで、スコアを伸ばすことができます。
あまり理解できていない状態で、どんどん問題を解いていくだけでは、あまり意味がなく、スコアも伸びづらくなってしまいます。
またパート7は、最低でもダブルパッセージまで解き終えられるようになるのが目標です。
ではこれから、具体的な勉強法・オススメの参考書について紹介してきます!
スポンサーリンク
5.単語帳は何を使えばいい?
5-1.オススメの単語帳
5-1-1.「TOEICL&R TEST出る単特急金のフレーズ」
600点を達成するためについてのブログでは、「銀のフレーズ」という単語帳をオススメしました。
「銀のフレーズ」を完璧にした後は、「金のフレーズ」を使うのがオススメです。
TOEIC対策の単語帳としては、王道中の王道ですね笑
TOEIC学習者にとって、必須の単語帳と言っても過言ではありません!
ここまで言い切れるくらい、この単語帳にのっている単語は、本番でも本当に良く出てきます!
金フレは、多くの単語帳と違い、日本語訳ではなく英単語の方が赤文字になっています。
日本語訳ではなく単語が赤文字になっていることについては、否定的な意見もありますが、私としてはむしろ単語が赤文字になっている方がいいと考えています。
日本語訳を覚えるよりも、単語そのものを覚えた方が音声を聞いた際や、英文を読んだ際の内容理解のスピードが速いと、私は実感しているからです。
「金フレ」にのっている単語は、本当によく本番で出てくる単語がまとめられているので、これらの単語自体を覚えることによって、スコアアップにつながります。
また、単語がスコア別にまとめられているため、自分の目標スコアに合わせて単語を勉強することができます。
600点・730点・860点・990点の4つに分けられていて、730点までの単語数は700個です。
まずは、この700個を重点的に勉強をしてください!
また、見出し語の単語に加えて、パート1で頻出の単語・部署・職業名・前置詞・接続詞・接続副詞・多義語・定型表現も、この1冊の単語帳に載っています。
そのため、730点レベルの700個の単語に加えて、これらの単語も覚えていただくと、より730点を達成しやすくなります。
特に、730点を達成するためには、パート1で満点に近い正答率を狙っていきたいため、パート1で頻出の単語は必ず覚えておくことをオススメします。
それらを全て合計すると、約1000語ほどになってしまうのですが、600点の記事で紹介した「Core1900」と「銀のフレーズ」を使った方ですと、すでに学んでいる単語もあるので、実際に新しく覚える単語は半分ほどになります。
5-2.単語帳の使い方
600点の記事で紹介した方法と全く同じ使い方です。
そのため、600点の記事を読んでいただいた方は、飛ばしていただいても大丈夫です!
私がオススメしている単語帳の使い方は、以下の通りです。
① どれだけの単語を知っているかをチェックする!
② 1周目でチェックした際に間違えた単語のみを練習する
③ 全ての単語をテストする。
④ 覚えられていない単語があった場合は、再び練習する。
⑤ ③・④を繰り返す。
単語帳の使い方の細かい部分については、別の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はこちらから読んでみてください!
-
-
【徹底解説】効率良く単語を覚えるための単語帳の使い方!
どーもー、タケシです! 皆さんは、どのように単語帳を使っていますか? 人によって色んな使い方があると思われますが、効果的に単語帳を使うことができないと、多くの勉強時間を単語の勉強に使って ...
続きを見る
6.リスニングパートの勉強法&オススメの参考書
730点を達成するために必要なことで挙げた通り、730点を達成するためには、TOEICに特化した勉強をする必要があります。
そのことを踏まえて、より効果的に対策するためにパート1・2とパート3・4で違った勉強法を紹介していきます!
6-1.パート1・2勉強法
①問題を解く
②答えを見る前にディクテーション
③解答解説を見る(ディクテーションの答え合わせ)
④わからない単語の意味調べ
⑤音読
⑥リッスン&リピート
※ディクテーション
→音声を聞いて、何も見ずに書き取ること
※リッスン&リピート
→1文を聞いた後に、音声を止めて何も見ずに聞こえてきた英文を発音すること
パート1・2の勉強はこの流れで進めていきます!
解答・解説を読む前に、自分の聞き取れていない部分を正確に理解するために、ディクテーションを行います。
パート1・2では、出だしの音に注目することで答えられる問題(WhenやWhereなど)もありますが、最初の質問文の内容を理解していないと答えられない問題も、もちろんあります。
そのため、音声が正確に聞き取れていないと8割以上を正解することができません。
自分がどれだけ聞き取れているかを正確に調べるのにディクテーションが役に立ちます。
ディクテーションをして、書き取れなかった部分にマーカーなどで印をつけておくことで、自分がよく聞き取れていない音を理解することができるとともに、その後の練習も、その部分を意識して行うことができるため、効果的な復習をすることができます。
TOEICのリスニング問題では、リテンション力(一定期間記憶しておく力)が必要です。
特にパート2では、最初に聞いた質問文を覚えておきながら、3つの選択肢を聞いて問題を解かなければいけないため、リテンション力が特に必要です。
リッスン&リピートという練習では、1文を聞いた後、何も見ずに自分で発音するため、1文を覚えておかなければいけません。
そのため、この練習を繰り返し行うことによって、聞こえてきた音声を記憶する力を鍛えることができます。
6-2.パート3・4の勉強法
①問題を解く
②答えを見る前に音声を聞いて自分がどれくらい聞き取れているかを知る
③解答・解説を見る
④わからない単語の意味調べ
⑤本文を音読する
⑥シャドーイング(スクリプトを見ながら)
⑦シャドーイング(何も見ずに)
パート3・4の勉強は600点の記事で紹介した勉強法と全く同じです!
解答・解説を読む前に、音声を3回ほど聞いて、自分がどれくらい聞き取れているのかをチェックします。
その後、解説にのっている英文を見ながら音声を聞いて、自分が聞き取れていなかったところに印をつけていきます。
その印を意識しながら、音読・シャドーイングを行ってください!
何も意識せずに音読・シャドーイングをやっていては効果はありません。
また音読・シャドーイングを行う際は、しっかりと文章の意味と発音の2点を意識しながら練習してみて下さい!
この2点をしっかりと意識して練習しないと、いくら回数を重ねたとしても、スコアアップにはつながりません!
特にシャドーイング(スクリプトを見ながら)を行う際には、音声をしっかりと聞き、真似するように行うことを意識してください!
本文を読むことだけに集中してしまうと、ただの音読を変わらなくなってしまいます。
スラスラ発音することができるようになったら、内容を意識しながらシャドーイングを行ってください!
音読も同じように、内容を意識しながら行うことが大切です。
それぞれの練習回数は、スラスラできるようになるまで繰り返して下さい!
私はパート3・4対策の勉強法にシャドーイングを強くオススメしています。
シャドーイングがなぜリスニングに効果的なのかについては、こちらの記事で詳しく書いているので、よろしければ読んでください!
-
-
シャドーイングの正しいやり方・科学的な効果・オススメの教材を紹介!
シャドーイングは、もともと通訳案内士の方がやっていたトレーニングですが、絶大な効果があるということで、今では通訳案内士に限らず多くの英語学習者が取り入れています。 シャドーイングを毎日継 ...
6-3.聞き取れない原因をしっかりと分析して対策するべし!
これはリスニングパート全般に共通することですが、なぜ自分がこの部分を聞き取れなかったのかを、しっかりと分析してください!
何となく聞き取れなかったな〜で復習を終えてしまっては、なかなか聞き取れるようになりません。
聞き取れない原因は、単語を知らない、単語とその意味は知っているけど、発音は知らなかった、音声変化が起きていて聞き取れないなど、学習者によって様々です。
特に最後にあげた音声変化は、苦手としている、または知らない学習者が多いです。
音声変化とは、音が変化して発音されることです。
我々が学校で習ってきた発音は、1つ1つの単語をしっかりと発音することが多いと思います。
しかし実際には、1つ1つの単語をしっかりと発音することはなく、音がつながったり、ある音が発音されなくなったり、弱く短く発音されたりと、色々な変化をしています。
例えば、「take on」は「テイク オン」と1つずつ発音されるのではなく、音がつながって「テイコン」と発音されることがあります。
そのため、音声変化を知っているのと知らないのとでは、聞き取りやすさが雲泥の差です。
特に、リスニングの音声を聞くとあまり聞き取れないけど、後でスクリプトをみた時に、「知っている単語ばかりじゃん、、、」という経験をされたことがある方は、ぜひ音声変化を勉強してください!
音声変化も含めて、発音全体を学びたいという方には「英語耳」が役に立ちます。
音声変化だけを学びたいという方には、「5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる」が役に立ちます!
6-4.リスニング対策にオススメの参考書!
6-4-1.サラリーマン特急
730点を目指している方にオススメのリスニング対策の参考書は、八島晶さん著の「サラリーマン特急」です!
この1冊で、パート1〜4まで、リスニングパート全体を対策することができます。
各パートの解き方が詳しく解説されているとともに、どの部分により注目して復習していけば良いかまで解説されています。
新形式の問題に対しても詳しく解説されており、私も実際に何回も読み直した参考書です!
また、各パートの勉強法についても、紹介されています。
実際に私がパート1・2で紹介した、リッスン&リピートは、本書で紹介されていた勉強法です!
6-4-2.鬼の変速リスニング
730点をなかなか達成することができないという方の中に、パート3・4の音声が速すぎて聞き取れないというお悩みをお持ちの方は、少なくないと思います。
『鬼の変速リスニング』は、そんな悩みを解決してくれます!
鬼とついてあることもあり、最高で2.5倍速から、2倍速・1.5倍速・ 1.0倍速・ 0.7倍速の5段階の速さの音声を使ってパート3・4の勉強をしていきます。
正直、2.5倍速は何を言っているか全くわからないのですが(笑)、本番よりも速い音声を聞くトレーニンングをすることによって、本番の音声がびっくりするくらい、ゆっくり聞こえるようになります!
また、解説が音声でも用意されていたり、発音のポイントが解説されていたり、スコアアップに役立つアクティビティが用意されていたりと、とても内容の濃い1冊となっています。
7.リーディングパートの勉強法&オススメの参考書!
リスニングと同様で、リーディングもTOEICに特化した勉強を行っていく必要があります。
しかし、問題を解いた後の復習方法は、600点の記事で紹介したことと変更点はないため、飛ばしてオススメの参考書から読み進めていただいても大丈夫です!
7-1.リーディングパートの勉強法!
①問題を解く
②解答・解説を読む
③わからない単語・表現を調べる
④音読
パート5〜7の全てのリーディングパートは。この流れで勉強を進めていきます!
勉強の流れは、パート5・6・7全て共通なのですが、音読の際に意識するポイントが異なります。
パート5・6では、なぜその答えが正解になるのかを意識しながら音読を行います。
パート5は、自分がその選択肢を選んだ根拠と解説に書かれていることを一致させることが目標です。
パート6でも、新形式になってから追加された文挿入に対策するためにも、なぜその答えになるのかについて、解説に書かれていることをもとに、意識しながら音読をすることが大切です!
パート5・6の音読では、正解の選択肢を見なくてもスラスラ音読ができるようになるまで、練習を繰り返します!
(パート6の場合は文挿入問題を除いて)
パート7の音読では、文章の内容を理解しながら読むことに重点を置きましょう!
内容を意識しながら音読するときに大切なのは、英語を英語の順番のまま理解するということを意識することです。
多くの方が、中学校〜高校の英語の授業で、教科書の本文を日本語に訳すということをしたと思います。
英文を日本語に訳すときは、英文を後ろから訳します。
ただでさえリーディング問題は制限時間に対して問題集が多いのに、本文を後ろから日本語に訳しながら内容を理解しようとしていては、本文を読むのに時間がかかってしまいます。
それでは、リーディングのスコアは上がりづらくなってしまいます。
そのため、英文を後ろから訳すことから脱却して、英語の順番のまま英文の内容を理解できるようにならなくてはいけません。
TOEICの問題は時間との戦いなので、速く文章を読めることに越したことはないのです。
パート7の問題を全て解き終えられなかったとしても、730点以上を達成することは十分可能です。
目安としては、ダブルパッセージまでとき終えられていれば大丈夫です!
自分が解ける範囲の問題を正確に解くのが、730点以上を達成する上で大切です。
そのため、普段のパート7の音読では、ゆっくりでも良いので、しっかりと文の意味を理解しながら音読を進めていきましょう!
ダブルパッセージが解き終えられないという方は、読むスピードを上げる必要があります。
その場合は、ゆっくり音読を繰り返した後に、追加で少し早く音読する練習を取り入れて上げてください!
繰り返し練習することによって、徐々に文章を理解して読めるスピードを上げることができます!
7-2.オススメの参考書
・文法特急2急所アタック編
パート5対策には、『文法特急2急所アタック編』を使うことをオススメします!
600点の記事で紹介した『文法特急』が初級者用だとすれば、こちらの参考書は中級者ようです。
こちらの参考書では、多くの学習者が苦手とする問題やミスしてしまいやすいポイントについて学ぶことができます。
また、パート5を速く解く方法についても詳しく解説されているため、「文法特急」のを使い終わった後に本書を使うことによって、本番でもパート5がかなり解きやすくなります。
2冊の文法特急と金のフレーズを使うことによって、パート5では8割近くの正答率を十分達成することができるようになります。
・TOEICテスト リーディング プラチナ講義
濱崎潤之輔さん著の「リーディングプラチナ講義」は、必ず使っていただきたい参考書です!
その理由は、以下の通りです。
①パート7で出題される文章のパターンが解説されている。
②英文の読み方が詳しく解説されている。
③頻出単語が解説されている。
④言い換え表現が解説されている。
パート7で出題される文章パターンについて解説している参考書は、他にもありますが、英文の読み方についてまで丁寧に解説されている参考書はなかなかありません。
各文章パターンによって注目して読むべきポイントもあるのですが、英文の読み方を学ぶことによって、どの問題にも活かすことができますし、この先の英語学習にも必ず役に立ちます。
この参考書を使って学ぶことによって、英文を理解しながら読むスピードも上がることが出ますし、パート7が解きやすくなります。
また、言い換え表現が解説されているのもオススメポイントです。
TOEICのパート7では、問題文に出てきた単語が設問で別の単語・表現に言い換えらていることが多いです。
その言い換えられている選択肢が正解であることも多いので、言い換え表現を学ぶことは、スコアアップに直結します。
さらに、練習問題、模擬テストもついているので、学んだ知識を演習することもできます!
試験前は公式問題集で実践演習!
これまで、各パートの勉強法と参考書について紹介してきました。
TOEIC公開テストの1〜2週間前になったら、公式問題集を使って実践演習をしてください!
その際に、使ってきた参考書に書かれたことを意識しながら解いてください。
問題を解いた後は、しっかりと復習をしましょう!
追加で勉強をする場合は、公式問題集の結果を、私が紹介した各パートの目標正答率と照らし合わせて、不足しているパートを重点的に勉強していくのがオススメです!
TOEIC公式問題集は、いくつか発売されていますが、基本的には一番新しく発売されたものを使うのが良いです。
TOEICの問題は、徐々に変化しています。
形式が変わるなど大幅な変化はありませんが、Partごとの難しさなど、少し変化しているところもあります。
そのため、最新のTOEIC公式問題集を使うことで、最新の傾向をおさえることができます。
730点を取るための勉強法&参考書の紹介は以上です!
730点までは、しっかり正しい方法で、英語学習を毎日継続できていれば、ちゃんと達成することができます。
目安として、1日2時間以上は勉強時間を確保していただきたいです!
1日2時間以上の勉強時間を確保するのは、最初のうちは中々大変です。
しかし、継続して勉強をしていかないことには、スコアを上げることは難しいです。
どうしても勉強をサボってしまったり、独学だとやる気が起きずらいという方は、パーソナルトレーナーなどのサービスを使うのも1つの手です。
勉強に進め方を管理してくれることはもちろん利点ですが、お金がかかってしまうのですが、お金をかけることによって、自分にやらなければいけないというプレッシャーをかけることもできます。
というわけで今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張りましょう!!!
Twitter:@TToeic990