これまで、600点・730点・800点とスコア別ごとに戦略&参考書&勉強法を紹介してきました。
ついに今回は900点を達成するための方法について紹介していきます!
900点と言うと、かなり難しそうに感じてしまうかもしれません。
しかし、質の高い参考書や問題集を使って、正しい勉強法を継続していけば、必ず達成することができます!
これから、900点を取るための戦略・勉強法と質の高い参考書や問題集について、私の経験をもとに詳しく紹介していきます!
目次
この記事の信頼性
現在の私の最高スコアは975点(2020年1月)です。
リスニングでは、これまで7回満点を達成しました!
しかし、私の高校時代の英語の偏差値は43でした。
センター試験では、筆記試験:116点 リスニング:25点というありさまです。
これでも、高校3年生の春は英語の偏差値が30程度しかなかったことを考えると、上がってはいるのですが、決して英語が得意であったわけではありませんでした。
むしろ、強い苦手意識を持っており、正直嫌いでした笑
大学入学後、1ヶ月が経った5月から本格的にTOEICの勉強をスタートさせ、約3年間で現在の最高スコアである975点まで取ることができました。
この記事は、私の今までの経験をもとに作成しております。
1.TOEIC900点のレベルとは?
TOEIC900点の割合は、全受験者の上位約3%です!
3%ってすごい数字ですね笑
英検に換算すると、準1級〜1級レベルです。
この数字からもわかる通り、TOEIC900点までの道のりはとても険しいです。
800点までの壁も高いのですが、一番きついのは800点台から900点までの道のりです笑
どれだけ勉強しても、なかなか超えることができず、本当に900点を超えることはできるのだろうか?という不安も抱えながら、日々勉強していたのを今でも痛烈に覚えています笑
もちろんTOEIC900点は簡単なことではなく、かなり難しい挑戦であることに変わりはないのですが、決して特別な人だけが取ることができるものではありません。
実際に、高校生の時に英語の偏差値が最高で43しかなかった私でも、ちゃんと900点を突破することができています。
正しい勉強法で毎日継続して勉強をしていれば、必ず達成することができます。
2.TOEIC900点を達成するために必要な勉強時間とは?
(http://www.prolingua.co.jp/jjapanese/jjtoeic.html参照)
この表を参考にさせていただくと、TOEIC900点を達成するために必要な勉強時間は1750時間となっています。
もし仮に、あなたの現在のスコアが800点だとしたら、1750-1350=400時間が必要な勉強時間になります。
私の場合は、途中で英検準1級の勉強をしたり、1ヶ月間のセブ留学をしたりとしていたのですが、それらを含めて、初めて800点を超えた時(830点)から初めて900点を超えた(925点)時までの勉強時間を計算すると、約1300時間くらいでした笑
セブ留学や英検準1級の勉強時間を抜いたとしても、1000時間以上でした笑
自分で数えてみてビックリしたのですが、もっと頭の良い方であれば、もっと少ない勉強時間で達成できるのではないかと思います笑
3.TOEIC900点を達成するための戦略
3-1.目指すべきスコアとは?
800点の際には、リスニング:400点〜430点・リーディング:370点〜400点を目安に設定しました。
そこから900点を達成するための、それぞれの目指すべきスコアは以下の通りです!
リスニング:450〜495点
リーディング:420点〜450点
リスニング、リーディングともに450点以上を取ることができれば、900点を達成することができます。
しかし、リーディングで450点以上を達成するのは、かなり難しいです。
そのため、リスニングは満点に近いスコアを目標にして、リーディングはできるだけ450点近づけるという方法が、900点を達成しやすいのではないかと、私は考えています。
リーディングは、そもそも上級者の方ですら、最後まで解き終えるのが大変な回もあります。
リスニングもパート2は、受験する回によって、難易度が多く変わることもあるので、安定して全問正解を狙うのは難しいですが、パート3・4に関しては、音声が聞き取れていて、内容がしっかりと理解できていれば簡単に答えられる問題が多く出題されます。
この記事では、音声が聞き取れて、内容もしっかりと理解できるようになる勉強法について紹介していきます。
3-2.各パートの目標正答数とは?
先ほど紹介した、リスニング(450点〜480点)、リーディング(420点〜450点)をの目標スコアを達成するためには、公式問題集の参考スコア範囲換算表を参考にすると、リスニング→91〜95問、リーディング→86〜90問を正解しなければいけません。
そこで私が考える、900点を達成するための、それぞれのパートの目標正答数は以下の通りです!
リスニングパート リーディングパート
パート1 6問 パート5 27問
パート2 27問 パート6 10問
パート3 31問 パート7 49問
パート4 27問
こちらの目標正答数を参考に、不足しているパートを中心に勉強を進めてください!
3-3.リーディングパートの時間配分
TOEIC900点を達成するためには、最後の問題まで解き切るのが理想です。
最後まで解き切るための時間配分の以下の通りです!
パート5→10分
パート6→8分
パート7→57分
この時間配分を基準にして、公式問題集・本番のTOEICテストを解いてみて下さい!
4.TOEIC900点を達成するために必要なこととは?
おそらく、この記事を読んでいただいている多くの方は、800点をクリアしている方、もしくは800点に近いスコアを持っている方だと思います。
800点を超えている多くの方は、TOEICに必要な英文法・基本単語は十分に身につけられています。
では、900点越えを達成するためには何が必要なのでしょか?
それは素の英語力を上げることと、制限時間内に正確に解き切ることができるようになることです!
900点以上をとるためには、解答テクニックだけ学んでいても達成することができません。
特に最近では小手先のテクニックだけでは正解できない問題が増えてきています!
裏技などというものはなく、自分の持てる英語力で真っ向勝負をしなくてはいけません。
そのためには、まず素の英語力を上げる必要があるので、普段行なっている練習よりも、より負荷のかかった練習をする必要があります。
加えて、制限時間内に正確に解く力が必要です。
900点以上を達成するためには、全問正解を狙うくらいの気持ちで解かなければいけません。
しかし、TOEICにはリスニング45分間、リーディング75分間という制限時間があります。
この時間内に、リスニング、リーディングそれぞれ100問を解かなければいけません。
制限時間内に、それぞれ100問ずつを集中して正確に解き切るのは簡単なことではありません。
その中で、普段なら解けるはずの簡単な問題でさえ、間違えてしまうということも多いに考えられます。
八島晶さんの、『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リーディング』の中にも、八島さんのセミナーに参加された方が間違えた問題の傾向として、このように書かれています。
解けるはずの基本問題をボロボロ間違える
900点を達せするには、難しい問題にも対応していかなければいけないのですが、基本問題がしっかりと正解できていなければ、もちろん900点を取ることはできません。
そのために、制限時間内に正確に解く力が必要になってきます。
ではこれから、その2つの力を身につけるための勉強方法とオススメの参考書について紹介していきます!
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5.単語帳は何を使えばいいのか?
5-1.オススメの単語帳
5-1-1.金のフレーズ
800点の時と引き続き『金のフレーズ』を使うことをオススメします。
とにかく、この『金のフレーズ』に載っている単語は全て暗記してください!
見出し語以外の、パート1重要単語100・部署・職業名・前置詞・接続詞・接続副詞・多義語・定型表現についても、本番でよく出てくるものがのっているので、こちらもしっかりと覚えましょう!
5-1-2.本番そのままプラチナボキャブラリー
『金のフレーズ』を完璧にできた方で、余裕がある方は『本番そのままプラチナボキャブラリー』を使うことをオススメします!
こちらの単語帳では、パート1〜7まで、本番と同じ形式の英文を使って単語を覚えることができます。
『本番そのままプラチナボキャブラリー』の方が、『金のフレーズ』よりも新しく発売された単語帳なので、より最新の傾向を踏まえた単語が収録されていると、実際に使ってみて感じました。
最近、少しづつ出てくることが多いなと思っていた単語が、実際に『本番そのままプラチナボキャブラリー』でも収録されていたので、900点を目指されている方には、本当にオススメです。
2冊の単語帳で被っている単語も多いのですが、同じ単語でも色んな英文の中で出会ったほうが、記憶の定着率も上がると言われているので、1冊を完璧にした後であれば、2冊目を使うのも効果的だといえます。
しかし、本番と同じ形式の英文を使って単語を勉強するのは、『金のフレーズ』などの、例文が1文のみの単語帳と比べると、どうしても時間がかかってしまいます。
そのため、私の考えとしては、『金のフレーズ』の後に『本番そのままプラチナボキャブラリー』を使うことがオススメです。
5-2.単語帳の使い方!
第二言語習得研究について学び、それを生かして最強の単語帳の使い方を作りました!
その効果を実際に測るために、私自身が実験体となり、1ヶ月間でいくつの単語を覚えることができるかを検証したところ、1880個の単語を覚えることができました!
その大まかな方法はこちらです!
1日目 | 全ての単語をテストして、自分がわからない単語を確認する。 |
1週目 | 朝、昼、夜の3回に分けて、1日200個の単語を勉強する。 |
2〜4週目 | 朝(テスト)、昼、夜の3回に分けて、1日200個の単語を勉強する。(音声あり) |
とはいえ、この記事を読んでいる方は、すでに「金のフレーズ」や「プラチナボキャブラリー」の単語のほとんどは覚えてしまっている方が多いかもしれません笑
そのため、全くこの順番でやる必要はありませんが、もし単語がなかなか覚えられず、悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください!
なぜこのやり方がいいのか、私の実験結果など、色々と詳しく解説した記事を書きましたので、よろしければこちらの記事を参考にしてください!
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1ヶ月で1880個!より効率良く効果的に覚えるための単語帳の使い方!
英語の勉強法には、たくさんの方法があります。 学習者によって、英語の勉強法は様々です。 それと同じように、単語帳の使い方もたくさんあります。 色んな学習者の方が、効率的に覚えるための方法 ...
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「TOEIC L&R TEST出る単特急金の熟語」
TOEIC対策の単語帳はたくさんありますが、熟語対策の参考書はなかなかありませんでした。
しかし、金のフレーズシリーズから、「TOEIC L&R TEST出る単特急金の熟語」が発売されたため、熟語もしっかりと対策できるようになりました。
熟語は、Part5.6.7(意図問題・同義語問題)で直接選択肢に出てきて問われることがありますし、熟語を知っていれば、リスニングやリーディングの内湯をより正確に理解することができます。
熟語は単語ほど重要視していない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、900点以上を取りたいなら、捨てて良い問題などないので、熟語もしっかりと対策しておくべきです。
6.リスニングパート対策の勉強法&オススメの参考書!
6-1.パート1・2・3・4対策の勉強法
パート1・2
①問題を解く
②ディクテーション
③解答解説を読む(ディクテーションの答えあわせ)
④わからない単語の意味調べ
⑤音読
⑥リッスン&リピート
※ディクテーション
→音声を聞いて、何も見ずに書き取ること
※リッスン&リピート
→音声を聞いた後に、何も見ずにそのまま英文を発音すること
パート3・4
①問題を解く
②音声に聞いて自分がどれくらい聞き取れているのかを確認する(2、3回程度)
③スクリプトを見ながら音声を聞く(聞き取れていなかった単語に印をつける!)
④日本語訳を確認しながら音読
⑤解答・解説を読む
⑥わからない単語の意味調べ
⑦音読
⑧シャドーイング(スクリプトを見ながら)
⑨シャドーイング(何も見ずに)
リスニングパート全般に言えることですが、自分が聞き取れなかった原因をしっかりと特定しましょう。
単に単語がわからなかったのか、単語のスペルと意味は知っているけど発音は知らなかったのか、音声変化が起きていて聞き取れなかったのか、などなど、聞き取れない理由は、学習者によって様々です。
特に最後にあげた音声変化は、多くの方が苦手としている、または音声変化自体を知らないことが多いので、対策する必要があります。
音声変化とは、名前の通り音が変化していることです。
我々が学校で習ってきた発音は、1つずつしっかりと発音されることが多いと思いますが、実際には音がつながったり、発音されなかったり、弱く読まれたりと音は音が変わることがあります。
この法則を知っているのと知らないのとでは、聞き取りやすさは雲泥の差なので、音声変化は必ず学んでおくべきです。
音声変化にだけでなく、全体的な発音をよくしたいという方には、「英語耳」が役に立ちます。
それに対して、音声変化のみを勉強したいという方は、「5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる」が役に立ちます。
またリスニングでは、本番よりも速い音声(1.2~1.5倍)を使って勉強するのがオススメです。
『鬼の変速リスニング』という参考書を使ったことがある方は、ご存知かと思いますが、速い音声を使って問題を解いたりシャドーイングをすることによって、本番の音声がゆっくり聞こえるようになります。
パート1〜4の問題全てを1.2~1.5倍速の音声を使って、問題を解き、シャドーイングを行います。
パート1・2も同様に、本番よりも速い音声で、ディクテーション・リッスン&リピートを行います。
速い音声を使って練習したとしても、雑にやってしまっては意味がありません。
なので、最初に本番よりも速い音声を使うと書きましたが、速い音声だとついていけないという方は、本番と同じ速さの音声から練習をして、徐々に上げていくのがオススメです。
この練習法を続けていくうちに、初めて解く問題でも、1.5倍速を使って問題を解くことができるようになります。
(シャドーイングは流石にきついですが笑)
ウォークマンをお使いの方は、倍速で音声を聞くことができるのですが、私のようにiPhoneを使っている方は、アプリを倍速再生ができるアプリをダウンロードする必要があります。
私が使っているのは、『Audipo』というアプリです!
有料版ではないと、若干使いずらいところもありますが、無料版でも十分使うことができます。
また、シャドーイング・リッスン&リピートを行う際には、まず発音を意識しながら行ってください。
スラスラ発音ができるようになったら、内容を意識しながら練習をしてください。
内容を意識しながらやっていないと、音声の音だけ真似できるようになるだけで、内容を理解しながら聞く力をつけることができません。
内容を意識しながらシャドーイング・リッスン&リピートをするのが難しい!という方は、シャドーイング・リッスン&リピートをする前に、文章を精読してみてください!
主語と動詞がどこなのか、修飾語はどこを修飾しているのかなど、文構造をも理解しておくと、シャドーイング・リッスン&リピートを行うときに、内容を意識しやすくなります。
シャドーイングがなぜリスニングに効果があるのかについて知りたい方は、こちらの記事で詳しく書いているので、よろしければ読んでみてください! シャドーイングは、もともと通訳案内士の方がやっていたトレーニングですが、絶大な効果があるということで、今では通訳案内士に限らず多くの英語学習者が取り入れています。 シャドーイングを毎日継 ...
シャドーイングの正しいやり方・科学的な効果・オススメの教材を紹介!
6-2.リスニングパート対策にオススメの参考書!
TOEICテスト新形式精選模試リスニング
こちらの問題集は、本番と同じ形式の100問×5回分の模試が収録されています。
精選模試は、公式問題集よりも少し難しく問題が作られています。
そのため、精選模試に載っている問題を完璧にすることによって、本番でも難しい問題が出てきたとしても、対応することができます。
また、解説がとても詳しいので是非使っていただきたい問題集です!
2019年に精選模試2が発売されました。
実際に私も解いたのですが、最新のTOEIC公開テストの傾向が反映されており、精選という名に相応しい問題が厳選されています。
そのため、これから精選模試を使うという方は、まず精選模試2の方から使うのがオススメです!
パート1・2特急 難問240
新形式になってから、リスニングパートでは特にパート2が難しくなりました。
その理由は、遠回しな返答が答えになる問題が増えてきたからです。
例を挙げると、昨日の会議はどうでした?のような質問に対して、私は仕事を休んでいました(だから会議には出席していない)。
このような感じです。
日本語で考えるとすぐに理解できそうですが、これが英語になると正解を選ぶのが大変です。
しかし900点以上を狙うのであれば、パート2では9割近くの問題を正解しなくてはいけません。
そこで、森田鉄也さん著の『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』がオススメです!
この参考書には、最近のパート2でよく出てくるような難問がたくさんのっています。
特に内容をしっかりと理解していないと答えられない問題が、かなり難しいです。
そのため、この参考書に載っている問題を繰り返し解くことによって、本番でも難問に対応することができます。
7.リーディング対策の勉強法&オススメの参考書!
7-1.パート5・6・7対策の勉強法
リーディングパート(パート5〜6)の勉強は以下の通りです!
①問題を解く
③解答・解説を読む
④わからない単語の意味調べ
⑤音読
先ほども挙げた通り、900点以上を達成するためには、素の英語力を上げることと制限時間内に正確に解く力が必要です。
これから、素の英語力を上げ、制限時間内に正確に解く力をつけるための勉強方法について、各パートごとに詳しく紹介していきます!
パート5勉強法!
パート5では、制限時間を設定して問題を解きます。
制限時間は、かなり厳しめに設定してください。
私は1問につき、最低15秒以内に解くように設定していました。
本番でのパート5の時間配分は10分なのですが、練習では7~8分で解くイメージです。
初見の問題でこれを行うのは、かなり大変なので、最初はすでに解いたことのある問題を使って、速く正確に解く練習をしてきます。
私は、これから紹介する『でる1000問』の別冊を使って、この練習をしていました。
『でる1000問』の別冊には、1ページにつき9問ずつ問題がのっています。
なので、1ページ2分30秒以内に問題を解き終えることを目標に、別冊を解きまくりました。
やってみるとわかるのですが、厳しい制限時間の中で問題を解くと、最初は簡単な問題でもボロボロ間違えてしまいます。
しかし、制限時間を使って解く練習を繰り返していくうちに、だんだんと速く正確に解く力がついていきます。
もちろん、この練習を行うのは『でる1000問』だけに限らず、その他のパート5対策の参考書や公式問題集などでも大丈夫です。
とにかく日頃から、速く正確に解く練習を繰り返すことが大切です!
パート6・7勉強法!
パート6・7では、速く正確に英文を理解する力が必要になります。
そこで私が実践していたのは、速読です!
文章を理解しながら、速く読めるようになりたければ、速読の練習をするしかありません。
しかし、ただ速く音読すればいいというものではありません。
速く音読出来たとしても、内容が理解できていなければ、ただ雑に読んでいるのと変わりません。
それを避けるために、速読を行う前に精読をを行います。
まずは、ゆっくりのスピードで内容や文の構造をしっかりと理解しながら読みます。
慣れてきたら徐々にスピードを上げていきます。
参考書によっては、リーディングの問題にも音声が用意されているものもあります。
速読のスピードは、音声の1.2~1.5倍速を目安に練習をしてみてください!
特急シリーズには、リーディング専門の参考書でも、『abceed』というアプリで音声を使用することができるので、試してみてください!
また、音読をする際には本文の内容を意識しながら練習してください!
さらに英語を英語の順番のまま理解するということを意識することができると、速く内容を正確に理解しながら読む力をつけることができます!
多くの方が、中学校〜高校の英語の授業で、教科書の本文を日本語に訳すということをしたと思います。
英文を日本語に訳すときは、英文を後ろから訳します。
ただでさえリーディング問題は制限時間に対して問題集が多いのに、本文を後ろから日本語に訳しながら内容を理解しようとしていては、本文を読むのに時間がかかってしまいます。
それでは、リーディングのスコアは上がりづらくなってしまいます。
そのため、英文を後ろから訳すことから脱却して、英語の順番のまま前から英文の内容を理解できるようにならなくてはいけません。
7-2.リーディングパート対策にオススメの参考書!
TOEICテスト新形式精選模試リーディング
先ほどリスニングで紹介した精選模試のリーディング編です。
リスニング編と同じく、本番と同じ形式の100問×5セットの問題が用意されています。
またリーディング編も公式問題集よりも少し難しく問題が作られているので、900点を目指している方は、ぜひ使っていただきたい問題集です!
リーディングもリスニング編と同じく、精選模試2から使うのがオススメです!
900点特急パート5&6
900点以上を目指すのであれば、パート5で全問正解を狙いましょう!
実際にパート5で全問正解をするのは大変ですが、パート5でボロボロ落としているようでは、900点を達成するのは難しくなってしまいます。
パート5の8割以上の問題が、800点以上のスコアをお持ちの方であれば普通に解ける問題が占めていますが、2、3問ほど難しい問題が出てきます。
『900点特急パート5&6』は、そのような2、3問に対策するためにピッタリな参考書です!
本番よりも難しいのはないか?と思うような問題もたくさんあり、初めて解いた時はボロボロでした笑
このレベルの問題を繰り返し解くことによって、本番でも難問に落ち着いて対処することができるようになります。
でる1000問(別冊)
パート5の勉強法の部分でも紹介したのですが、『でる1000問』の別冊が役に立ちます!
別冊では黒い本体にのっている問題が、ランダムに並べられています。
そのため、本体の問題の種類別に並んでいるものよりも、本番により近い感覚で問題を解くことができます。
900点以上を目指している方は、先ほどの制限時間を設けて繰り返し解くことがオススメです!
サラリーマン特急新形式リーディング
『サラリーマン特急 新形式リーディング』は900点を目指すために、全員にとって必ず必要な参考書というよりは、リーディングスコアが400点付近で停滞している方にぜひ使っていただきたい参考書です!
こちらの参考書では、「基礎知識の応用力」をつけることができます。
その停滞期を突破するために、またリーディングスコアを伸ばすために、『サラリーマン特急 新形式リーディング』がオススメだと考えています。
最初の方で本書に書いてあることを引用させて頂いたのですが、TOEICテストには制限時間(2時間)があるため、普段は簡単に解ける問題でも、気づけないうちにボロボロ間違えてしまっているということがあります。
さらに応用問題になると、間違えが多くなってしまいます。
そのままでは900点以上は取れません。
『サラリーマン特急新形式リーディング』では、TOEICテストでよく出てくる問題や、基礎知識の応用力が試される問題がたくさんのっています。
また、後半ではリーディングパートのミニ模試が10セット用意されているので、本番前の調整に役に立ちます!
8.オススメの参考書を使い終わった後&試験前は公式問題集を解きまくる!
先ほど紹介した参考書を終えた後は、公式問題集で実践練習をするのみです!
特に、TOEICL&Rテストは2時間で200問を解かなければならないので、集中力を保つのが大変です。
さらに、900点以上を達成するには、リーディングパートを最後まで解き終えることが求められます。
2時間で200問を解くことになれるためにも、公式問題集を使って本番と同じ形式で問題を解くのが役に立ちます。
逆に、普段から2時間で200問を解く練習をしていないと、本番でいきなり200問を解かなければいけないので、かなり大変です。
実際に私も、TOEIC公開テスト前は、公式問題集かTOEIC既出問題集を使って、最終調整をしています。
TOEIC既出問題集について知りたい方はこちらから!
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TOEIC既出問題集とは何か?どんな人が使うのがオススメなのか?について詳しく紹介!
どーもー、タケシです! 皆さんは、TOEIC既出問題集を知っているでしょうか? TOEIC既出問題集という名前は聞いたことがあるけれど、韓国語だし、よくわからないという方がいらっしゃるか ...
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私の体感として、1日に3セットくらい解くと、1セットを解くのが楽に感じられるよになります笑
しかし、3セット特には、単純計算で2時間×3セット=6時間必要です。
学習者によって、学習スタイルは様々だと思うので、ご自分が可能なセット数を解いてみてください!
また、本番前日など、本当に直前に解く場合は、過去に解いたことのあるセットを解くのが良いです。
理由は、新しいセットを解いたとしても、直前では復習を満足にすることができないからです。
過去に解いたセットを解き直して、自分が忘れている部分を再確認することもスコアアップにつながります。
900点を取るための戦略・勉強法と質の高い参考書や問題集については以上です!
900点以上を達成するのは本当に大変でした。
私は手応えがあっても、なかなか900点を超えられないことが多かったです。
TOEICを長年勉強していらっしゃる多くの方がおっしゃっていた通り、スコアの停滞期があると思います。
どのタイミングで停滞期から抜け出せるかは、人それぞれです。
ここまで参考書や勉強法について紹介してきましたが、900点以上を達成するためには、達成するまで諦めないことが大切です。
成功なんてものは結果論です。
成功するまで、いつ成功できるかなんてものは正確にはわかりません。
本気で900点以上を目指しているのであれば、900点以上を達成できるまで絶対に諦めないでください。
諦めず、毎日勉強を継続していれば、その努力が報われる日が必ずきます。
というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ではみなさん、一緒に勉強がんばっていきましょう!!!