どーもー、タケシです!
2018年度第3回の実用英語技能検定で1級の1次試験に合格することができました!
-
-
英検1級1次試験合格しました! リベンジ達成じゃーーー!!!
どーもー、タケシです! 本日、2月12日(火)の12時に、英検1時試験の合否発表がありました。 記事タイトルのテンションの高さからもわかる通り(笑)、無事1次試験を突破することができまし ...
続きを見る
というわけで今回は、英検1級1次試験に合格するまでに私が使ってきた参考書と勉強法について詳しく紹介していきます!
使ってきた参考書!
『でる順パス単英検1級』
単語帳は2冊使ったのですが、そのうちの1冊は『でる順パス単英検1級』です。
英検対策の単語帳といえば、パス単はかなり有名なので、多くの方が使っていると思います。
実際に英検1次試験の会場では、ほとんどの方が試験前にパス単を使って勉強していました。
英検1級に出てくる単語は難しいものが多いので、英検対策の単語帳を1冊使っておくのがオススメです。
長文は文章の分野によって出てくる単語が変わったりするので、長文に出てくる難しい単語を全てカバーすることはできませんが、大問1の語彙問題に関しては、パス単を完璧にすることによって、合格ライン(8割)正解できるようになります。
パス単は、過去5年間のデータをもとにでる順に単語がのっているので、本番で出てくる可能性の高い単語から順番に学ぶことができます。
また、熟語も対応しているので、大問1のラスト4問の熟語問題の対策もすることができます。
パス単にのっている単語の数は2100個、熟語は300個で合計2400個です。
『英検1級文で覚える単熟語』
パス単に加えて、『英検1級文で覚える単熟語』を使っていました。
『英検1級文で覚える単熟語』は、長文問題対策よりの単語帳です。
英検1級によく出題される単語・熟語を英文を使って単語を覚えることができます。
英文は「歴史・文化/社会・経済/科学・技術/環境・食料/医学・心理」の5つのテーマに分類されていて、実際に出題された長文も使われています。
のっている単語と熟語の数は、合わせて1634個です。
先ほど紹介したパス単と被っている単語もありますが、パス単にはのっていない単語も『英検1級文で覚える単熟語』にはあります。
どちらの単語帳を使うべきか?
パス単と『英検1級文で覚える単熟語』を両方使わなければいけないのか?と思った方もいらっしゃると思いますが、勉強時間に余裕がある方であれば、両方使った方がいいと思います。
しかし、パス単と『英検1級文で覚える単熟語』の2冊を使うのは大変です。
英検1級の単語は難しいので、そもそも覚えるのが大変ですし、『英検1級文で覚える単熟語』は英文を使って単語と熟語を覚えるので、1周するのに多くの時間がかかってしまいます。
そこで、どちらか1冊と言われたら、私は確実にパス単をオススメします。
理由としては、パス単の方が大問1の語彙問題をより対策することができるからです。
英検1級の1次試験では、もちろん長文問題で多くの問題を正解することも大切ですが、大問1の語彙問題でどれだけ正解することができるかがとても大切です。
大問2の空欄補充問題が6問、大問3の長文問題が10問であるのに対して、大問1の語彙問題は25問あります。
語彙問題は他の大問と比べても問題数が多い上に、知っていれば解ける問題です。
実際に私が1次試験に合格したときは、大問3の長文問題で失敗してしまい、10問中2問しか正解できなかったのですが、大問1の語彙問題で25問中21問正解することができたおかげもあり、リーディングパートは675点(850点)取ることができました。(大問2は4/6)
大問1は、語彙問題対策の参考書を別で用意して対策するという方は、パス単ではなく『英検1級文で覚える単熟語』を使うのもいいと思いますが、個人的には、大問1に出てくる単語は難しいので、パス単+語彙問題対策の参考書を使ってガッツリ対策するのがおすすめです。
私はパス単で1通り単語を覚えた後に、この後紹介する語彙問題対策の参考書や過去問を使って問題を解いていました。
私の感想としては、パス単に加えて語彙問題集を使うことによって、より強く記憶に定着させることができた実感があります。
『英検1級総合対策教本』
『英検1級総合対策教本』では、英検1級ではどのような問題が出題されるのか、また問題の解き方を学ぶことができます。
長文問題のどこに注目して読めばいいのか、どの順番で読み進めていけばいいのか、リスニングはどこにより注目して音声を聞けばいいのか、英作文の考え方など、問題の解き方に関してはとても詳しく解説されています。
また、それぞれの大問ごとに練習問題も用意されているので、『英検1級総合対策教本』で学んだ解き方を実践的に練習することが可能です。
個人的には使ってよかったと思っている参考書ですが、必ず使わないといけない参考書ではありません。
問題の傾向などは過去問を解けばわかりますし、英検の問題は解き方が重要というよりも、素の英語力が必要になる試験です。
そのため、『英検1級総合対策教本』を使わなかったとしても、元々高い英語力を持っている方であれば合格することが可能だと私は考えています。
1次試験対策の勉強時間に余裕がある、初めて英検を受けるといった方にはとてもオススメの参考書です。
『英検1級過去6回全問題集』
過去問は英検を受けるならば、問題の出題傾向を知る、慣れるという意味で絶対に使っておかなければいけません。
英検の過去問は3回分と6回分の2種類が売られていますが、1級に関しては6回分を使うことをオススメします。
6回分だと3回分に比べて値段も高いですし、CDを別売りで購入しなければいけなかったりとお金がかかってしまいますが、それでも6回分は最低でも解いておきたいところです。
(2019年度版の『英検1級過去6回全問題集』ですと、英語の友というアプリを使えば無料で音声が聞けるので、CDを別で購入する必要がありません。
私は6回分しか解いていないのですが、合格された学習者の中には10回分以上の過去問を解いた方も少なくありません。
英検の公式ホームページでは、過去問と音声をダウンロードすることができるので、こちらを利用するのに良いですね!
『英検1級語彙問題完全制覇』
パス単の紹介でも少し書いた通り、私は大問1の語彙問題対策として、『英検1級語彙問題完全制覇』を使っていました。
旺文社から出版されている語彙問題集とどちらを使うか結構悩んだのですが、『英検1級語彙問題完全制覇』の方が出版年月が新しいため、より最新のデータを使って問題が作られていると考え使うことにしました。
『英検1級語彙問題完全制覇』にのっている問題数は、品詞別対策が全415問、実践問題が全125問の合計540問です。
単純計算で、過去問の役26回分です。
また、過去問の分析からA(過去に正答を含め複数回選択肢に登場した重要語句)とB(過去に正答として登場した重要語句)の2段階に分けられており、本番で出題される可能性の高い語句を効率よく学ぶことができます。
選択肢の語句については全て日本語訳が解説にのっているので、辞書を使う手間を省くことができますし、正答の語句の類義語など詳しく解説されています。
実際に私が受験した回では、『英検1級語彙問題完全制覇』の問題で使われている語句がたくさん出てきたので、簡単に解答することができ、先ほど書いた通り、21/25正解することができました。
大問1の語彙問題はパス単と過去問だけでも対策することは可能ですが、『英検1級語彙問題完全制覇』の語彙問題集を使うことによって、より確実に対策することができるので、使った方がより合格の可能性を高めることができます。
『英検1級英作文問題完全制覇』
英作文対策として『英検1級英作文問題完全制覇』を使っていました。
英作文対策の参考書は、過去問・単語帳と同じくらい必須だと考えています。
過去問にも英作文の問題がのっていますが、3・6回分だけでは確実に足りません。
英検で出題される英作文問題のジャンルは、「社会問題・国際問題・環境・サイエンス・教育・IT」と幅広く、とても過去問だけでは対策することができません。
そのため、英作文対策の参考書は必ず使った方がいいと考えています。
私が使っていた『英検1級語彙問題完全制覇』は、英作文の構成、導入・本論の形式、結論のまとめかた、パラフレージング(言い換え)説得力のある文を書くためのテクニックに加えて、本論でそのまま使える例文(分野別コンテンツブロック)が212個、実践問題が30問とかなり充実した内容となっています。
特に本論でそのまま使える例文(分野別コンテンツブロック)は本当に役に立ちました。
本論の考え方を学ぶことができる上に、似たような題材が出題されたときはそのまま使うことができます。
また、分野別コンテンツブロックにのっている例文は2次試験対策としても使えます。
実践問題の解説では、分野別コンテンツブロックにのっている例文をもとに、肯定・否定の両意見の例文がのっている上に、本論の考え方が解説されています。
『Pros and Cons』
『Pros and Cons』は洋書なので、英検対策の参考書というわけではないですが、ディベートの参考書なので、英作文対策・2次試験の役に立ちます。
実際にアマゾンのレビュー欄を読むと、英検対策に使っていた方のレビューも多いです。
政治・経済・社会問題・国際関係・科学・健康などのトピックについて、賛成意見・反対意見がのっています。
しかし、量が多いので、読み終えるのにとても時間がかかってしまいます。
正直、私は途中までしか読み終えることができませんでした笑
洋書ということもあり、リーディングの練習にもなるので、勉強時間に余裕がある方は使ってみてください!
勉強法
大問1(語彙・イディオム問題)
大問1の勉強方法は、以下の通りです!
①問題を解く
②答え合わせ&解説
③わからなかった単語の意味調べ
④音読
ここで重要なのは、単語の意味調べは、不正解の選択肢の意味も調べるということです!
英検の語彙問題では、不正解の選択肢が正解の選択肢として本番でてくる可能性があるからです!
なので、選択肢にでてくる問題はできるだけ覚えておくと良いです。
大問2(空所補充)・大問3(長文問題)
大問2・3は同じ方法で勉強をしていました。
私が行っていた勉強法は、以下の通りです!
①問題を解く
②丸つけ
③日本語訳の確認
④解説を読む
⑤意味調べ
⑥音読
ここで重要なのは、答えの解説を読む前に日本語訳を確認するということです!
自分が内容を理解できているかを確認することはとても大切です。
1級ともなってくると、使われている語彙・表現が難しく、内容をしっかりと把握してから解説を読まないと、なぜその答えになるのかをしっかりと理解することができません。
大問3については、選択肢も日本語訳で、自分がしっかりと理解できているかを確認します。
TOEICと違い、選択肢にも難しい単語が使われていたり、文の構造がわかりずらいものがでてきます。
私も、選択肢がちゃんと理解できていないことが原因で不正解の選択肢を選んでしまうことがありました。
なので、選択肢も注目して復習を行うことも大切です。
ここまで終わったら、あとは本文の音読です。
ただ音読するだけではなく、文章の内容・調べた単語の意味・文の構造を意識しながら音読を行うことが大切です。
英検の長文に関しては、精読をしっかりと行うことが大切です。
英検の筆記問題は、1つの文は長いですが問題数は多くありません。
そのため、TOEICのように速く問題を解く必要はありません。
しかし、1つ1つの文章は難しいため、精読をしてしっかりと文の内容・構造を理解していかなければ、正確に読めるようにはなりません。
速く文章を読むよりも、丁寧に本文を読みしっかりと理解した状態で問題を解いたほうが正答率をあげることができます。
大問4(英作文)
個人的には、英作文を攻略することが、1次試験突破の大きなカギになるのではないかと考えています。
特に、私のようにTOEICを中心に勉強してきた方は、英作文を特に重点的に勉強することをオススメします。
ちなみに、私が最初に一次試験で不合格になった原因は英作文でした。
そこから合格するために行った勉強方法は、次の通りです!
①問題を解く
②解説(例文)を読む
③あやふやな単語のスペルの確認
④解答の例文を参考に自分の解答を修正
英作文は、多くやればやるほど自分の得意な表現や文の組み立て方などが身についてくるので、より多くの問題を解くことがオススメです。
私は自分の解答を添削するというよりも、解説を参考に自分の解答を修正していくことを意識して勉強していました。
これはただ単に、答えを丸パクリするわけではありません!
この表現使えそうだなとか、こういう文の始め方・締め方があるのか!など解答には参考になることがたくさんあります。
その部分を自分の英作文の中に取り入れる。
別の問題を解くときには、以前に参考したことを実際に使ってみる。
これを繰り返すことによって、自分の使うことができる表現・フレーズがどんどん増えてくので、英作文がどんどん書きやすくなっていきます。
英作文を勉強していると、自分が書いた文章が本当に正しいのか不安になることがありますよね?
自分の書いた文章をネイティブの方に添削してもらい、間違えを見つけてもらうのが一番良い方法なのですが、英作文を添削してくれるネイティブの友達がいる方は、あまりいらっしゃらないと思います。
そこで、オンラインで24時間、ネイティブが添削をしてくれるサービスが役に立ちます!
添削1回あたり、166円〜なので、お得な値段でネイティブに添削してもらうことができます。
自分の文章を添削してもらいたい方は、ぜひ利用してみてください!
私も、今後TOFLEやIELTSなどライティングの勉強が必要な時は利用してみようと思います。
リスニングパート
リスニングは全て同じ勉強方でやっていましたが、1回目に受験した時(と2回目に受験した時で勉強法を少し変えています。
1回目の勉強法は以下の通りです。
① 問題を解く
②解答を読む前にもう2・3回音声を聴く
③解答・解説を見る
④意味調べ
⑤本文を音読する
⑥シャドーイング(スクリプトを見ながら)
⑦シャドーイング(100%シャドーイング)
リスニングは、当たり前のことですがどれだけ聞き取れるかが一番重要です。
TOEICだと多少はテクニックというものがありますが、英検のリスニングではそういったものはありません。
そのため、リスニング力を上げるためにシャドーイングを中心にリスニング対策の勉強を行っていました。
解答を読む前に音声を聴くと理由は、自分が現状でどのくらい聞き取れているのかを確認するためです。
このときは、問題のことは意識せずに音声の内容を理解することだけに集中します。
これを行うことによって、自分が苦手とする部分、何回聞いても聞き取れない部分を知ることができるので、その後の音読・シャドーイングの際にとても役に立ちます!
音読・シャドーイングを行うときに意識するべきことは、発音と内容です。
まずは発音を意識しながらシャドーイングを行っていきます。
スラスラ発音できるようになったらい、次は内容を意識しながらシャドーイングを行ってください。
内容をしっかり意識してシャドーイングをやらないと、ただ発音ができるようになるだけで、内容を理解する力をつけることができません。
解説にのっている日本語訳を1語1句正確に暗記する必要は全くありませんが、内容のイメージはしっかりと意識しながらシャドーイングを行ってください!
2回目に受験したときにやっていた勉強法は、100%シャドーイングという勉強法です。
TOEICの勉強法について書いた記事でも紹介している勉強法なのですが、リスニングを高いレベルまで持っていきたい方には本当にオススメの勉強法です。
ざっくり説明すると、全ての単語を完璧に発音できるようになるまでシャドーイングを繰り返すという練習法です!
詳しくは別の記事で紹介しているので、気になる方はこちらを参考にしてみてください!
-
-
100%シャドーイングでリスニングを極めよ!
どーもー、タケシです! 今回は、「100%シャドーイング」という最強の究極のとんでもない勉強法を紹介していきます!笑 おそらく多くの方が「シャドーイング」という勉強法を知っていると思われ ...
続きを見る
全ての単語を完璧に発音できているか確認するために、実際に自分の声を録音します。
録音した自分の声と英文を照らし合わせて、完璧に発音できているかを確認し、100%発音できるようになるまでシャドーイングをやります!笑
「100%シャドーイング」を取り入れた勉強の大まかな流れとしては次の通りです。
①問題を解く
②シャドーイングを行う(自分の声を録音する)
③録音した音声と英文を照らし合わせ、自分が発音できていないところに印をつける。
④音読
⑤シャドーイング(スクリプトを見ながら)
⑥完璧にできるまでシャドーイング(何も見ずに)
⑦もう一度録音する。
⑧録音した音声と英文を照らし合わせて最終チャック!
慣れてきたら、1.2~1.5倍の音声を使って練習するのがオススメです。
個人的にはとてもオススメな勉強法なのですが、正直、「100%シャドーイング」はかなり大変ですし、時間もかかります。
しかし、私は100%シャドーイングのおかげもあり、1回目のリスニングは665点だったのに対して、2回目は708点を取ることができました。
そのため、勉強時間に余裕がある方は100%シャドーイングを、あまり勉強時間を多く取れない方は1回目に私が実践していた勉強法を行うと良いと思います。
スポンサーリンク
以上が、英検1級1次試験に合格するまでに、私が使ってきた参考書と勉強法です。
個人的には、やはり過去問をやり込んだことが合格につながったと感じています。
しかし、長文問題に関しては、1回目で7/10取れていたのに対して、2回目では苦手な分野の文章が出題されたこともあり、2/10しか取ることができませんでした。
そのため、過去問の量を増やしたり、長文問題対策の参考書を別で使っておけばよかったと思っています笑
英検1級1試験の合格は決して楽なものではありません。
しかし、達成不可能でもありません。
合格を信じて勉強を続けていれば、必ず達成することができます。
この記事が、皆様の学習に役立てれば幸いです。
というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990