3度の受験を経て、ようやく英検1級に合格することができました!
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英検1級2次試験合格しました!!!3度目の正直!
本日は、7月7日に受験した英検1級の2次試験の合格発表がありました! この記事のタイトルにもある通り、私は合格することができました!!! 今回を含めて、3回受験してやっと合格することがで ...
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1度目は1次試験で不合格、2度目は1次試験を合格することができたものの、2次試験で不合格。
そして3度目の受験で2次試験を合格することができました。
というわけで今回は、私が英検1級2次試験に合格するために使ってきた参考書と勉強法、合格するために大切なポイントに紹介していきます。
また、私は2次試験で不合格と合格の両方を経験しているので、不合格と合格の時を比較して、合格するためには、何が重要なのかについても、紹介して行きます。
英検1級の2次試験ってどんなテスト?
テストの内容
対策をする前に、まずは英検1級の2次試験がどんなテストなのかを知る必要があります。
すでにご存知の方は、飛ばしてください。
英検1級の2次試験は、面接形式のスピーキングテストです。
内容は、大きく分けて3つあります。
①自由会話(自己紹介など)
②2分間スピーチ(5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う)
③Q&A(スピーチの内容や選んだトピックに関連した質問に答える)
受験室に入った後、試験官の方と挨拶をして、自分の受験カードを渡します。
そのあと、試験官と自己紹介をします。
自己紹介の後は、自由会話ですが、試験官の方から「あなたのことについて教えてください」と聞かれることが多いと思います。
私の場合は、
I am a college student. My major is education. But I will not became a teacher after graduating from my college. Because would like to focus
on teaching English. So I am studying English hard now.
私は大学生です。教育学部を専攻しています。教育学部を専攻していますが、将来は学校の先生にはなりません。英語の教えることだけをやりたいからです。そのため、英語の勉強を頑張っています。
こんな感じで答えました。
自分についての紹介が終わった後は、自分が話したことについての質問があります。
自由会話が終わった後は、5つのトピックが書かれた紙が渡されます。
1分間の間に、5つのトピックの中から1つ選び、2分間スピーチの内容を考えます。
トピックは、「年金の制度は近い将来破綻するか?」「犯罪を犯した子供を大人と同じように罰するべきか』のように、Yes /Noで答えられるものと、「国際連合の役割は?」「環境問題はどのように対策していくべきか」など、どんな?・どうやって?・なぜ?など、具体的な例を答える、2つのタイプがあります。
またトピックは、社会問題・政治・経済・環境・テクノロジー・文化・教育・医療・メディアなど、幅広い分野から出題されます。
スピーチは、1次試験の英作文のように、導入・本論・結論で構成します。
導入で自分の考えを述べた後、自分の意見をサポートするための論点を本論で2〜3つ述べ、最後に結論で締めます。
2分間のスピーチが終わった後は、試験官から、自分が行ったスピーチの内容やトピックの関連した質問をされるので、その質問に答えます。
Q&Aの内容は、もちろん自分が行ったスピーチによっても異なりますし、試験官によっても、何について質問してくるのか変わってくるため、ある程度、即興性が求められます。
ちなみに、私は最初に英検1級の2次試験を受験したときは、Q&Aで失敗してしまいました笑
配点についてはこの後、詳しく紹介していきますが、Q&Aが大きく関わる、interactionという項目で5/10しか取ることができませんでした。
1回目の失敗を生かして臨んだ2回目では、見事満点である10点を取ることができました。
なぜ2回目で満点を取ることができたのかについても、後ほど詳しく紹介していきます。
配点と合格点
英検1級の2次試験は、850点満点のテストです。
合格点は、602点です。
配点には、大きく分けて4つの項目があります。
①SHORT SPEECH(2分間スピーチ)
②INTERACTION(やりとり)
③GRAMMAR AND VOCABULARY(語彙と文法)
④PRONUNCIATION(発音)
それぞれの項目は10点満点で、合計で26〜27点以上を取れると、合格点である602点を取ることができます。
英検1級の2次試験と聞くと、ネイティブのようにペラペラ話さなければいけないと思われるかもしれません。
しかし、実際にはそんなことはなく、多少ゆっくりでも良いので、自分の意見がしっかりと伝えられることが大切です。
私も英検1級に合格できたものの、まだまだペラペラというわけではありません笑
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私が使ってきた参考書
英検1級面接大特訓
「英検1級面接大特訓」は、合格するために絶対に必要とは言わないまでも、1級の2次試験対策の参考書の中で1番役に立つ参考書です!
(そもそも英検1級に関しては、2次試験対策の参考書が、本書か旺文社から出ている参考書しか無いのですが笑)
「英検1級面接大特訓」は、2次試験の傾向がとても良く研究されています。
2次試験に頻出のトピックごとに、予想問題のトピックが用意されていて、解説には、模範解答・スピーチの考え方が細かく載っているところが、本当に役に立ちました。
また、スピーチやQ&Aで役に立つフレーズや、Q&A対策もすることができます。
私自身、「英検1級面接大特訓」には本当にお世話になっており、一番使った参考書でもあります。
そのため、魅力を書いていると止まらなくなってしまうので、ここら辺で切り上げますが(笑)、2次試験を受験される方には、とにかくまずこの参考書を使って欲しいです。
特に、1次試験の結果が出て、2次試験まで2週間しか対策する時間がないという方は、とりあえず「英検1級面接大特訓」を使いまくることがオススメです。
実際に、私も2度目の受験で1次試験を合格した時は、1次試験の結果発表が出るまで何も2次試験対策をしていなかったので、2次試験まで2週間しかありませんでした。
その2週間の間は、ほとんどの勉強時間は「英検1級面接大特訓」を使っており、後は過去問に少し手をつけたくらいです。
結果的に落ちてしまったのですが、その時の私の得点は、590点(602点が合格点)だったので、使った参考書は「英検1級面接大特訓」と、この後詳しく紹介するオンライン英会話だけでも、合格点に近い点数を取ることができました。
英検1級過去6回全問題集
初めての2次試験受験の際に、最後の調整として過去問を使いました。
過去問には、本番と同じように5つのトピックが載っていています。
解説には、それぞれのトピックごとに模範解答と、考え方についても載っているですが、あまり詳しくは載っていません。
そのため、過去問だけで2次試験対策をするのは、あまりオススメではありません。
がっつり2次試験対策!というよりも、本番の形式に慣れるための練習として使うのがオススメです。
「英検1級面接大特訓」の紹介でも触れたのですが、1次試験の結果発表から2次試験対策を始めるという方は、「英検1級面接大特訓」と過去問のみを使うのがオススメです。
2週間では、正直他の参考書に手をつける時間はあまりありません。
そのため、2週間のうち、ほとんどは「英検1級面接大特訓」に当てて、余裕があれば過去問に手をつけるのが良いです。
これから紹介する参考書は、2次試験に落ちてから、次回の試験に向けて私が追加で使った参考書です。
2次試験で惜しくも不合格になってしまい、次回の試験まで時間があるという方は、ぜひこれから紹介する参考書を使ってみてください。
英検1級最短合格!英作文問題完全制覇
「英検1級最短合格!英作文問題完全制覇」は、英作文対策の参考書ですが、2次試験対策にも役に立ちます。
英作文に出題されるトピックと2次試験で出題されるトピックの分野は似ています。
また、「英検1級最短合格!英作文問題完全制覇」には、分野ごとに使える専門的な用語や表現に加え、コンテンツブロックという、本番のスピーチで、そのまま使うことができる例文が212個載っています。
そのため、1次試験の英作文のみならず、2次試験にも役に立ちます。
実際に、私が受験した会場にいた他の受験者の中にも、「英検1級最短合格!英作文問題完全制覇」を使って本番前に勉強をしている方もいらっしゃいました。
英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング
「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング」では、参考書のタイトルの通り、論理的に英語で意見を述べる力をつけることができます。
論理的に意見を述べるということは、スピーチやQ&Aでとても大切です。
極端な例ですが、
私は政府はもっと地球温暖化対策に力を入れるべきです。、、、
理由は3つあります。
1つ目は、私は犬派か猫派かと聞かれたら、犬派だからです。、、、
2つ目は、私は自然が好きだからです。、、、
3つ目は、自然が可哀想だからです。、、、
こんな感じでは、合格をすることはできません笑
今出した例は、とても極端なものですが、英語でスピーチをする・質問に答えるとなると、日本語で話すよりも難しいので、論理的ではないことを言ってしまいます。
「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング」では、論理的に意見を述べるためのトレーニングが用意されていたり、ダメな例も紹介されているので、わかりやすいです。
それら以外にも、論理的なスピーキングに役立つ表現がたくさん紹介されているので、2次試験対策にとても役に立ちます。
個人的に、英検1級を合格した後でも、定期的に見直した参考書です。
ただ、1点だけ欠点を挙げるとすれば、本書が出版されたのが、少し前ということです。
2次試験対策にも使える、各分野についてのアイデア集や実際に2次試験のトピックにも出てきそうな問題も用意されているのですが、情報が古いため、本番ではあまり使えない部分があります。
とはいえ、本番の問題対策は、「英検1級面接大特訓」で十分カバーすることができます。
本番のスピーチやQ&Aでは、割と話せたのに、点数が低く不合格だったという方は、自分のスピーチや質問に対する答えが論理的ではない可能性があるので、ぜひ使ってみてください!
知識と教養の英会話
「知識と教養の英会話」は、2次試験対策専用の参考書というわけではありませんが、スピーチのためのネタ集めに役立ちます。
宗教、政治、経済、教育、科学など、様々な分野についての文章が載っています。
載っている文章は、二人の会話文です。
2次試験では問われない内容の文章もありますが、多くの文章は、2次試験で出題されるトピックと関連しているものなので、スピーチの内容を考えるためのネタ集めとして使うことができます。
また、日本の会社で女性が管理職についている割合などの、具体的な数値について紹介されている文章もあるので、本番のスピーチで自分の意見を強めるための情報も得ることができます。
英語耳
2次試験の配点の項目に、PRONUNCIATION(発音)がある以上は、合格をするための発音も大切です。
「英語耳」では、各発音ごとに口の中の絵を使って、発音のやり方が解説されているので、わかりやすいです。
また、音声もついているため、実際のネイティブの音声を聞きながら練習をすることができます。
時間がある方は、ぜひ発音についての参考書をを1冊使うことをオススメします。
DMM英会話
私は2年ほどDMM英会話を使っています。
2次試験はスピーキングテストなので、やはり日頃から英語を話す練習をすることが大切です。
オンライン英会話サービスはたくさんありますが、私が特にDMM英会話を気に入っている点は、教材です。
DMM英会話の教材に、デイリーニュースというものがあるのですが、この教材が自分の意見を即興で伝える練習に役立ちます。
デイリーニュースでは、最新のニュースに基づいた文章と、その内容に関する質問が用意されています。
そのため、Q&Aに役立ちます。
Q&Aでは、スピーチのように答えを考える時間が与えられるわけではなく、どれだけスムーズに自分の意見が伝えられるかが大切です。
なので、日頃から質問にスムーズに答える練習をしておくと、本番でも焦ってしまい、何も言えなくなってしまうということを少なくすることができます。
また、中には2次試験に出題されるトピックに関連した内容のニュースもあります。
2次試験のスピーチ対策のネタ集めにもなりますし、Q&A対策のための即興性を鍛える練習にもなるので、個人的にはDMM英会話を使っていてよかったなと思います。
DMM英会話だと無料体験レッスンが、通常2回までしか受けられません。
そのため、2次試験の前だけレッスンを受けたくて、なるべくお金をかけたくないという方は、ネイティブキャンプを使うのがオススメです。
ネイティブキャンプは、1日に何回でもレッスンを受けることができる上に、1週間無料で体験レッスンを受けることができます。
そのため、短期間で英語を話すことに慣れるという意味では、1週間無料で、1日にレッスンが無制限に受けられるネイティブキャンプが最強だと思います。
個人的には、日頃からコツコツレッスンを受けたいという方はDMM英会話、2次試験前だけ、集中的にレッスンを受けた方は、確実にネイティブキャンプを使うのが良いです。
ネイティブキャンプの無料体験レッスンはこちらから!
私が行ってきた勉強法!
私が行ってきた勉強法はいたってシンプルです。
大きく分けて3つあります。
①「英検1級面接大特訓」の問題を使ってスピーチの練習
②シャドーイング&音読
③オンライン英会話
①「英検1級面接大特訓」の問題を使ってのスピーチは、本番と同じように、準備時間をとって、2分間スピーチをする練習を繰り返しました。
準備時間に関しては、本番では5つのトピックから選ぶ時間も含めて1分なのですが、「英検1級面接大特訓」では、本番と同じように5つのトピックが1ページに載っていないので、トピックを選ぶ時間を引いて、45秒間で練習をしていました。
2分間のスピーチ後は、模範解答を参考にして、使えそうな部分を真似て、修正した上で、繰り返しスラスラ言えるまでスピーチの練習を繰り返していました。
あくまでも、模範解答は参考にするだけで、模範解答を暗唱することはしませんでした。
参考にしたのは、スピーチの内容の部分です。
それ以外は、模範解答に載っている単語や表現など、自分が使えそうな範囲で参考にしていました。
Q&Aの部分も同様に練習をしていました。
スピーチの練習以外に、シャドーイングを主に繰り返しやりました。
「英検1級面接大特訓」にはCDが付いていて、模範解答の英文を聞くことができます。
なので、私はその音声を使って、とにかく繰り返しシャドーイングをしていました。
※シャドーイングのやり方についてはこちらから!
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シャドーイングの正しいやり方・科学的な効果・オススメの教材を紹介!
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シャドーイングを繰り返すことで、内容を頭の中に残すことができます。
そのため、本番でどんな分野のトピックが出てきたとしても、「英検1級面接大特訓」に載っている文章に関連したものであれば、ある程度、対応することができるようになります。
「英検1級面接大特訓」以外にも、「知識と教養の英会話」の文章を使ってシャドーイングをしていました。
実験的に、「最短合格!英作文問題完全制覇」に載っているコンテンツブロックでは、暗唱を試みたのですが、暗唱をするのはとても大変で、その日にできたとしても、次の日には忘れてしまうということもあります。
212個も例文が載っているので、全ての文章を暗唱するのはとても大変で、私はできませんでした笑
2〜3ヶ月間、2次試験だけに集中できるのであれば、暗唱も必ず役に立つと思いますが、TOEICと並行して勉強をしていた私にとっては、暗唱を最大限生かすだけの余力がありませんでした。
なので、個人的には暗唱よりもシャドーイングの方がオススメです。
最後に教材の部分でも紹介した通り、DMM英会話を使ってオンライン英会話のレッスンを受けていました。
2次試験では、二人の試験管と話すため、やはり人と英語で会話する練習をすることが必要です。
個人的、日々オンライン英会話でレッスンを受けていたおかげで、本番でも緊張はしたものの、何とか自分の意見を言えたのかなと思います。
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2次試験を合格するために大切なこと!
ここでは、英検1級の2次試験に合格するために大切なこと、スピーチの考え方、Q&Aなど紹介していきます。
また、不合格と合格の両方の結果を比較して、得点を伸ばすために役立つことも紹介していきます!
言葉遣いに気をつける!
当たり前のことですが、二次試験は試験なので、友達との会話ではありません。
そのため、言葉遣いにも気をつける必要があります。
Yearや、gonna、wannaなどを普段から多く使っている方は、気をつけてください!
直接得点に影響するかどうかは、はっきりとわかりませんが、あまり口語的な表現を使いすぎると、印象が悪くなってしまいます。
「あー。」「えー。」をなるべく言わない!
意見を考えているときに、どうしても「あー。」「えー。」を言ってしまうクセがある人は結構いらっしゃると思います。
私も実際に「えー。」と言ってしまうクセがあったのですが、やはり本番で「あー。」「えー。」を連発してしまうと、流暢さに欠けてしまい、面接官に「この人、英語できないな」という印象を与えてしまいやすく、得点を伸ばしづらくなってしまいます。
日頃から、「あー。」「えー。」と言ってしまうクセをなくすように練習していきましょう!
スピーチの論点は2つがオススメ!
スピーチでは、自分の意見を導入で述べた後、本論で自分の意見をサポートするための論点をあげるのですが、論点の数は2つがオススメです!
実は、論点が2つが良いという考えは、Kenさん(@ken_eigo)が運営されている、しまなみ英語BLOGというサイトの「英検1級の二次試験(面接)に一発合格した僕が直前にした効率的な勉強方法から本番のことまですべて本気でまとめました!」という記事を参考にさせていただきました。
私が初めて二次試験を受験した時は、とにかく論点を3つ考えることに集中していました。
理由は、「英検1級面接大特訓」に載っている模範解答のほとんどは、論点が3つ書かれていたこと、論点が多い方が得点が伸びそうだったからです。
しかし、論点が2つだからと言って、必ずしも論点が3つのスピーチよりも得点が低くなるということはありません。
実際に、1回目の受験で私は3つの論点を述べてスピーチをしたのですが、結果は7/10でした。
合格した2回目の受験では、2つの論点に絞って、1つ1つの論点を詳しく説明しようと意識したところ、結果は8/10でした。
もちろん、面接官の違いという点は考慮しなくてはなりませんが、論点が2つだからといって、得点が低くなってしまうということは無いと考えられます。
個人的に、論点を2つに絞ることメリットは3つあると思います。
①1つ1つの論点を細かく説明することができ、説得力を高めることができます。
②スピーチがまとめやすいため、2分間でおさめることができます。
③落ち着いて話すことができる。(発音や文法のミスが減らせる)
スピーチの準備時間は1分間ありますが、トピックを選んだ上で、内容まで考えなければいけません。
そのため、実際にスピーチの内容をじっくり考えられるのは、30〜45秒程度です。
その中で、説得力の高いスピーチを考えるためには、論点を2つに絞った方がやりやすいと思います。
また、論点を2つに絞るった方が、2分間の間でスピーチを結論までまとめやすいです。
結論までまとめられたかどうかが、採点に大きく響くかはわかりませんが、2分間でスピーチをまとめられた方が、その後のQ&Aも良い流れで入れると感じました。
やはりスピーチが途中で終わってしまうと、焦ってしまい、精神的にキツイですからね笑
論点が3つ思うついたとしても、本番で3つの論点を全て話して結論までまとめるのは難しいです。
途中でつまってしまったり、スムーズにいかなかったりすると、最後まで言い終えられなくなってしまいます。
そして最後に、論点が2つの方が3つの時よりも、ゆとりを持って話すことができるため、ミスを減らすことができます。
流暢に話せるのであれば、論点が3つでも大丈夫ですが、なかなか簡単にはいきません。
3つ全てを言い切るために、駆け足で話すよりも、2つに絞って、落ち着いてはっきりと発音して話した方が、発音の部分でも得点を伸ばしやすいですし、余計なミスが減らせるので、文法の部分で得点を伸ばすことができます。
実際に、私の場合は、論点が3つの時は、スピーチが駆け足になってしまい、結果は、GRAMMAR AND VOCABULARY・PRONUNCIATIONの項目でそれぞれ6点しか取れなかったです。
しかし、合格した2回目は、論点を2つに絞って落ち着いて話すことを意識した結果、GRAMMAR AND VOCABULARY・PRONUNCIATIONの両方で8点を取ることができました。
今振り返ってみると、確かに1回目は焦ってしまい、発音もぐちゃぐちゃで、文法のミスも多かったです笑
スピーチのミスは取り返せる!
スピーチだけで10点も占めているわけですが、たとえスピーチが失敗してしまったとしても、その後のQ&Aで取り返すことができます。
実際に、英検1級に合格された方の中でも、スピーチで失敗してしまったけれど、Q&Aで取り返すことができたという方もいらっしゃいます。
そのため、本番のスピーチで失敗してしまったとしても、諦めず、Q&Aで挽回しましょう!
Q&Aはスムーズさを重視するべし!
これは、当たり前のことなのですが、Q&Aでは、質問に対してスムーズに答えられるかが大切です。
「英検1級面接大特訓」に載っているQ&Aの模範解答には、スピーチのように論点を2、3つ用意されていますが、実際には1つでも十分です。
1回目の受験した時は、「英検1級面接大特訓」にならって、Q&Aの答えにも、論点を2つ以上は考えるようにしました。
しかし、すぐに論点が2つ以上考えられるわけもなく、答えるまでに時間がかかってしまいました。
結果、1回目のinteractionは5/10でした。
スピーチで7点取れたののに不合格だった原因は、Q&Aでしょう笑
合格した2回目は、論点は1つか、2つすぐに出てきたラッキーくらいの気持ちで挑んだ結果、10点満点を取ることができました。
実際の私のQ&Aの内容はこんな感じです。
①監視カメラはデモクラシーに反していないか
→人命が優先されるべきだがら、人々は受け入れるべきだ。
②監視カメラを設置する代わりに、教育などにお金をかけるべきではない?
→子供が亡くなってしまっては教育も受けられないから、まずは子供の命を守る方が重要だ。
③もしハッカーに監視カメラが攻撃されたらどうするか?
→最近は、より専門的なコンピュータの技術を学んでいる学生も多いから、そういった優秀な人材を雇うことで対抗できる。
④プライバシーの侵害以外に監視カメラの考えられるネガティブな面は何か?
→人々は常に監視されているので、ストレスを感じる
私の答えから分かる通り、大したことは言ってません笑
あまり難しいことを言おうとはせずに、自分がすぐに答えられることを、素直に答えました。
そのため、Q&Aは、中身の多さよりも、中身が少なくても良いので、スムーズに返答することが、合格への近道だということがわかります。
もちろん、すぐに自分の意見を考え言う力をつけることが必要ですが、その力は、「英検1級面接大特訓」を使ってのシャドーイングやオンライン英会話で身につけることができたと思います。
英検1級2次試験に合格するまでに、私が使ってきた参考書と勉強法、大切なポイントについては以上です!
英検1級というと、本当に頭の良いごく一部の人しかできないというイメージがありますが、実際には、努力次第で合格することができます。
私の場合は、他の記事でも書いている通り、高校時代の英語の偏差値は、最高で43しかなく、センター試験の結果も、筆記:116点 リスニング:25点と
とても英語が得意というわけではなく、むしろ苦手意識をずっと持っていました。
しかし、大学に入学後、英語学習に本格的に取り組み始め、3年ほどかかってしまいましたが、(TOEICを中心に勉強していたので笑)なんとか1級まで合格することができました。
最初に書いた通り、合格するまでに2回落ちています。
2回落ちても諦めず、3回目までチャレンジしたことで合格することができました。
合格後の記事でも書いた通り、やはり成功できるのは、成功するまで諦めない人だと、英検の受験を通してつくづく感じました。
実際に、私よりも多くの受験回数を経て合格されている方もいらっしゃいます。
もしかしたら、「どうせ自分には1級は無理だよ」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
「まあ、そんなことを考えているうちは、合格できないよ」というのが私の答えです。
上から目線のように感じられるかもしれませんが、これは当たり前の話です。
成功への一歩は、まず踏み出すことから始まります。
自分の可能性を否定して、スタートラインに立とうとしない者に成功は訪れません。
また、英検に限らず、英語学習全般に言える話ですが、英語ができるようになるかどうかは、自分が毎日継続して勉強できるかです。
勉強の方法は色々ありますが、継続することなしに、英検の合格はもちろん、英語を習得することはできません。
成功するまで諦めない、合格するまで勉強し続ける。
これが合格するために一番大切なことだと、私は思います。
この記事が、一人でも多くの方の役に立てば幸いです。
英検1級の一次試験についても、私が使ってきた参考書と勉強法について、まとめているので、よろしければ参考にしてください!
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英検1級に合格するまでに私が使ってきた参考書&勉強法を全て紹介!
どーもー、タケシです! 2018年度第3回の実用英語技能検定で1級の1次試験に合格することができました! というわけで今回は、英検1級1次試験に合格するまでに私が使ってきた参考書と勉強法 ...
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というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990