今回は、「英語で聞く知の最前線」という参考書を紹介していきます!
「英語で聞く知の最前線」は、各界の第一人者の英語インタビューを元に作られたリスニング教材です。
日本でも発売されている「ライフシフト」の著者であるリンダ・グラットンさん、ノーベル文学賞を受賞されて、日本でも話題となったカズオイシグロさん、その他にはAIや経済の専門家のインタビューが収録されています。
インタビューは、日本との関連について話されている部分もあり、専門分野でありながら、身近に感じることのできるテーマもありました。
今回は、「英語で聞く知の最前線」について、実際に私が使ってみて感じたことについて書いていきます!
「英語で聞く知の最前線」を使うのがオススメの人!
こんな方におすすめ
- 生の英語に触れたい人!
- TOEICなどの英語資格試験を超えたレベルのリスニング力を身に付けたい方!
- 英語を勉強しながら、知識も身に付けたい方!
「英語で聞く知の最前線」で収録されているインタビューは、ネイティブレベルの英語です。
そのため、本書を使う前にある程度リスニング力が無いと、聞き取るのがかなり難しいと思います。
私がこの参考書を使ったのは、TOEICのリスニングで満点、英検1級に合格したあとですが、難しいなと思う部分がありました。
明確な基準をつけるのは難しいですが、TOEICのリスニングスコア400点レベルは最低でも必要かなと思います。
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「英語で聞き知の最前線」の良かった点!
生の英語に触れることができる!
「英語で聞く知の最前線」は、各専門分野の第一人者の英語インタビューを基に作られています。
そのため、本書を使うことがで、TOEICなどの英語資格試験の問題を解くだけでは触れることのできない生の英語に触れることができます。
インタビューということもあり、TOEICのリスニングのように、あまりはっきりと発音してくれない部分もあります。
しかし、それは日常的会話も同じで、相手は必ずしも、全ての単語をはっきりと発音してくれるとは限りません。
より実践的な音声を聞くことができます。
また、インタビューを受ける人によって、英語のクセが違います。
「英語で聞く知の最前線」の中でインタビューを受けている人は、アメリカ人が4人、イギリス人が2人、在イギリス スェーデン人が1人です。
アメリカ英語とイギリス英語の違いについても触れることができます。
リスニングのポイントが解説されている!
各インタビューの前に、インタビューの背景とリスニングのポイントが解説されているのですが、このリスニングのポイントがとても役に立ちます!
リスニングのポイントでは、インタビューを受ける人のクセや、アメリカ英語・イギリス英語の特徴についても解説されています。
解説は1ページしかないので、解説が細かいというわけではありませんが、本当に勉強になることがたくさん書かれています!
教養が身につく!
インタビューを受けているのは、各専門分野の第一人者です。
そのため、インタビューの内容も専門分野について話されている部分が多いです。
インタビューの中では、専門用語が使われていることもあり、語彙の勉強にもなります。
また、インタビューの内容から各専門分野についても学ぶとができるので、本当に学びの多い参考書です。
個人的に、「ライフシフト」の著者であるリンダ・グラットンさんのインタビューが好きでした。
これからは、人生100年時代と言われている中で、どのように生き抜いていけばいいのかを学ぶことができ、今後の人生に大きく役立つ考えを学ぶことができました。
今度、ライフシフトの英語版を読んでみたいと思います!
スピーキングの参考にもなる!
「英語で聞く知の最前線」は、この記事の冒頭でも紹介した通り、リスニング教材ですが、インタビューの中には、スピーキングにも役立つ表現がたくさん使われています。
そういった表現は、語注でしっかりと書かれています。
「英語で聞く知の最前線」に載っている表現や単語を覚えて、英会話で実際に使ってみることで、英語のスピーキングの幅も広げることができます!
注意点!
音声とスクリプトが一致しているかわからない部分がある。
これに関しては、私のリスニング力に問題がある可能性がありますが(笑)、スクリプトを見ながら音声を聞いていると、スクリプトと音声が一致しないなと思った部分が、数箇所ありました。
私はこの単語が発音されていると思ったのに、スクリプトでは違う単語が書かれていた部分がありました。
インタビューが基に作られているので、あまりに弱く発音されていて、聞き取るのが難しいということもあると思います。
もし、「英語で聞く知の最前線」を使う際にそのような、どうしてもこの単語は発音されてないんだよなという部分が出てきてしまったら、あまり気にせず「こういうものか」と進めるのがいいと思います笑
「英語で聞く知の最前線」のレビューは以上です!
それぞれのインタビューは、難易度が設定されていますが、全体的に簡単ではありません笑
しかし、簡単ではないからこそ勉強になります。
TOEICなどの英語資格試験を超えたリスニング力を身に付けたい方、英語の勉強をしながら、専門知識も身に付けたいと思っている方には本当に役に立つ参考書です!
「英語で聞く知の最前線2」がすでに発売されていることもあり、私は、「英語で聞く知の最前線」を使い終わった後に、速攻で「英語で聞く知の最前線2」を買ってしまいました笑
「英語で聞く知の最前線2」では、日本でも話題になった「ホモ・サピエンス」の著者であるユヴァル・ノア・ハラリさんや、近代マーケティングの父と呼ばれるフィリップ・コトラーさんなどのインタビューが収録されていて、とても魅力的です!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!