英文法

【イメージで理解する英文法!】あなたは本当に”時制”を理解しているのか?

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「時制」は学校でも学んだし、形も覚えているから楽勝だよ!

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、本当にあなたは時制をマスターしているでしょうか?

未来は「will」や「bo going to」以外にも、現在形や助動詞の「may」「must」などを使って、未来を表すことができます。

他にも、

If I were you, I won't do such a thing.  (もし私があなたなら、そのような事はしない。)

など、過去形を使っているのに、意味は過去形じゃないということもあります。

このように、未来は「will」を使う、過去形は動詞に「ed」をつける、現在完了は、「have + 過去分詞」など、形だけを覚えても、理解することができないことがあります。

もちろん、これまで学校で習ってきた基本的なルールから外れるものは、例外として全て覚えるのも方法の1つではあります。

しかし、それぞれの時制が持つイメージを理解することで、もっと楽に例外として扱ったものを簡単に理解できます。

さらにネイティブのように時制を操ることができるようになります。

 

全ての時制について細かく紹介していると、とんでもない長さになってしまうので(笑)、今回は現在・過去・未来の持つイメージについてざっくりと紹介して、別の記事で、過去形・現在形・未来・現在完了ごとに細かく紹介していきます!

 

この記事をもとに、YouTubeではアニメーションを使った動画を挙げています!

アニメーションを使うことで、よりイメージを理解しやすくなると思うので、よろしければこちらもご覧ください!


 

現在形の持つイメージは”習慣”!

 

現在形は、現在起こっていることだけを表しているわけではありません!

現在(形)なのに?と疑問に思われるかもしれません。

実際に現在形を使った例文を見てみましょう。

 

I go to school. (私は学校に行きます。)

 

上の文は、「go」と現在形を使っています。

しかし、現在起こっていることを表しているわけではありませんよね?

「学校に行きます」というのは、昨日も、今日も、明日も学校に行くのように、現在も含めていつも行っていることを表しています。

そのため、現在形が持つイメージは「習慣」になります。

 

What do you do ?

 

は「あなたの職業はなんですか?」という疑問文であることを知っている人は多いと思います。

しかし、なぜ「あなたは何をしていますか?」じゃないんだろう?と疑問に思っている人もいらっしゃると思います。

実際に私も学生の時はずっと謎でしたが、我慢して覚えました笑

しかし、現在形に「習慣」というイメージがあることを踏まえると、What do you do ? がなぜ「あなたの職業はなんですか?」という疑問文になるのかがわかります。

現在形は「習慣」を表すとしたら、What do you do ? の最後の「do」が表すのは、現在起こっていることではなく、現在も含めていつもやっていることです。

そのため、いつもやっていること→あなたの職業はなんですか?となります。

ちなみに、「あなたは何をしていますか?」と聞きたい時は、現在進行形を使って

What are you doing now ?

と表します。

 

 

過去形のイメージは”距離をとる”!

 

過去とは、前はそうだったけど、今は違うということです。

そこから、過去とは現在とは距離がある、離れているものだと考えられます。

そのため、過去形の持つイメージは、「距離をとる」です。

 

I drunk beer yesterday. (私は昨日、ビールを飲みました。)

 

このように過去形を使うと、(今は違うけど)昨日はビールを飲んだと、過去に起こったことを表すことができます。

過去形は「距離をとる」というイメージを持っていると、次の英文のように、「could」を使ったお願いが、なぜ過去形ではなく丁寧なお願いになるのかがわかります。

 

Could you help me finish the work. (この仕事を終わらせるのを手伝っていただけませんか?)

 

「can」は、「could」の過去形です。

しかし、上の文のように、お願いする文に使うと、丁寧な表現になります。

これは、過去形には「距離がある」というイメージがあるからです。

過去形が持つ「距離がある」は、現在との距離だけでなく、相手との心理的距離をとるという場合にも使うことができます。

相手との心理的距離が近すぎると、馴れ馴れしくて失礼という印象を与えます。

そこで、過去形を使うことで、相手との心理的距離がをとることができるので、相手を敬う印象を与えることができます。

そのため、「could」や「would」を使ったお願いは、より丁寧な表現になります。

他にも、過去形の持つ「距離をとる」というイメージから、助動詞の「might」の使い方や仮定法も簡単に理解することができます。

詳しくは、過去形だけをまとめた記事に書いていきます!

 

 

未来形なんてない!?

 

英語には未来形なんてものはありません!

でも、未来を表す「will」や「be going to」があるじゃないか!となりますよね?

しかし、考えてみると未来に起きることは、誰もその時にならないとわからないですよね?

その時にならないとわからないから、「will」などの助動詞や「bo going to」を使って未来のことを予測しているのに過ぎません。

例えば、

I will be 23 tomorrow. (私は明日23歳になる。)

と言った時、私が本当に23歳になることができるかは、明日にならないとわからないですよね?

人生は何があるかわからないので、私が本当に明日をむかえられるのかとうい確証はありません。

そこで、「will」を使って、未来について予測しています。

ちなみに、「will」は実現の可能性が100%であると信じている時に使います。

もし、実現の可能性が高くない未来を予測する場合には、「may」などを使うことができます。

英語には、未来形などなく、単に助動詞や「be going to」の力を借りて、未来を予測しているというイメージを持っておくと、「will」や「be going to」を使わなくても、未来のことを表すことができるのも理解できます。

詳しい未来を表す表現は、また別の記事で詳しく紹介していきます!

 

 

時制については以上です!

今回は、それぞれの時制が持つイメージについて、大まかに紹介していきました!

今回紹介した過去形と現在形のイメージは次の通りです。

 

過去形 距離をとる
現在形 習慣

 

ぜひ過去形・現在形の持つイメージと、未来形はなく、助動詞や「be going to」を使って未来を現在から予測しているだけというイメージを覚えてください!

 

というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!

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