どーもー、タケシです!
TOEICを勉強している方のほとんどの方が公式問題集を使うと思います。
皆さんは、どのように公式問題集の復習をしているでしょうか?
TOEICに限らず、英語の勉強は復習がとても大切です!
多くの問題を解いたとしても、復習がしっかりとしなければ、思うようにスコアを伸ばすことができなくなってしまいます。
今回は、私が実際に行なっている公式問題集の復習方法について紹介していきます!
私はこれまでに、TOEIC970点、リスニングは合計で4回満点を達成してきました。
そのため、これから紹介する復習方法は、それなりに信頼性があると思います。
公式問題集以外にも、多くの模試問題集がありますが、今回紹介する復習方法は、もちろん公式問題集以外の模試問題集にも使うことができます。
1、1セット解く!
まずは本番と同様に、2時間200問を1セット解きます!
2時間の間に解き終わらなかった場合は、自分が解き終えたところがわかるように印をつけて、残りの問題も解いてしまいましょう。
私は、本番と出来るだけ近い環境で問題を解きたいため、出来るだけリスニングの音声ははスピーカーで流すようにしています。
2、制限時間なしでもう一度解き直す!
1回目解き終わった後、すぐに解答を見るのではなく、制限時間なしでもう一度解き直します。
制限時間なしで解き直すことによって、単純にわからなくて間違えたのか、時間が足らず間違えたのか、ケアレスミスで間違えたのかなど、間違えた原因がはっきりとわかります。
全問通して解いてもいいですが、私は1問ずつ、解く→復習の順番で進めています。
私のように1問ずつ解いてから復習をする方は、間違えた問題から解き直すと良いです。
3、解説を使って復習する
パートごとに解説をしていきます!
パート1・2
①問題を解く
②ディクテーション
③ディクテーションの答え合わせ
④音読
⑤リッスン&リピーディング
この流れでパート1&2の復習を進めています。
ディクテーションは、自分が聞き取れていない部分を把握するために行うため、完璧に書き取れるようになる必要はありません。
私は1問につき1回しかディクテーションは行いません。
ディクテーションで自分の聞き取れていない部分がわかったら、音読とリッスン&リピートで仕上げていきます。
リッスン&リピートとは、聞いた音声を何も見ずに自分で発音することです。
シャドーイングとは違って、1文すべてを聞き終えてから発音します。
リッスン&リピートでは、1文を聞いて思い出しながら発音するため、リテンション力(一定期間覚えておく力)が身につきます。
特にパート2では、リテンション力が大切です。
パート2は最初に聞こえてきた質問文を覚えておかなければ、残りの選択肢が聞き取れたとしても答えを選べないからです。
もちろん、パート3・4でもリテンション力は大切です。
しかし、パート3・4ではリッスン&リピートがやりずらいのではないかと思い、パート1・2にのみ取り入れています。
リッスン&リピートは完璧に出来るようになるまで繰り返します。
パート3・4
①問題を解く
②答えを見る前に音声を聞いて自分がどれくらい聞き取れているかを確認(2,3回程度)
③本文を見ながらもう一度音声を聞く
⑤解答・解説を読む
⑥音読
⑦シャドーイング(スクリプトを見ながら)
⑧シャドーイング(何も見ずに)
パート3&4の復習はこのように進めています。
解き直した後に、今度は問題を解くことは一切考えずに、自分がどれだけ聞き取ることができるかを確認します。
その後、本文を見ながら音声をもう一度聞き、自分が聞き取れていない部分を細かく確認します。
音読・オーバーラッピングの時に意識できるように、聞き取れてなかった部分はマーカーなどで印をつけることをオススメします・
解答・解説を読む前に、日本語訳と照らし合わせながら音読する理由は、内容がしっかりと理解できてからの方が、解答・解説が理解しやすいからです。
この時にわからない単語が出てきたら、しっかりと調べましょう!
解答・解説が読み終わったら、音読→シャドーイングの順番で進めていきます!
800点以上を目標にしている方は、シャドーイングの時に1.2倍速など普段よりも速い音声を使った練習をするのがオススメです。
なぜシャドーイングがリスニングが効果的なのかについては、こちらの記事で詳しく書いていますので、気になる方は、ぜひ読んでみてください!
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パート5
①解説を読む
②わからない単語・フレーズの意味調べ
③音読
パート5の復習はこの順番で進めていきます!
わからない単語やフレーズが出てきたら、必ず調べるようにしましょう!
わからないものをそのままにしていては、なかなかスコアを上げることはできません。
調べる際に注目してほしいポイントが2点あります。
それは、発音と例文の確認です。
正しい発音を覚えれば、リスニングで出てきたときに役に立ちます。
また、例文を確認することによって、その単語が実際にどのように使われるのかを理解することができます。
ただ日本語訳を覚えようとするよりも、文章を使って覚えた方が、記憶しやすくなります。
ここまで終わったら、正解の選択肢を含めて音読をします。
音読は、正解の選択肢を見なくてもスラスラできるまで繰りかえします。
パート5の音読の際には、文章の意味と正解の選択肢と空欄前後の単語とのつながりを意識して音読を行います。
特定の副詞と相性の良い動詞や、よく一緒に出てくる単語の組み合わせがあります。
またパート5では、似たような問題が出て来たり、文章に出てきた単語が別の単語で正解の選択肢に出て来たりすることがあります。
そのため、1文を暗記するくらいのつもりで音読しましょう!
そうすれば、似たような問題が出てきたときに一瞬で正解の選択肢がわかるようになります。
パート6
①正解の選択肢を含めて音読(日本語訳も確認しながら)
②解説を読む
③わからない単語・フレーズの意味調べ
④音読
パート6の復習は、この順番で繰り返していきます!
最初に日本語訳を確認しながら音読する理由は、解説を理解しやすくするためです。
最初に音読をするときは、自分なりに正解の根拠を考えながら行うと解説を読んだ際に、自分の考えが合っているのか、間違っているのかがハッキリとわかるのでオススメです。
何も考えずにただ解説を読むだけよりも、自分なりの考えを持った上で解説を読む方がしっかりと理解することができると、私は考えています。
音読をする際には、解説で学んだことをもとに、なぜその選択肢が正解なのかの根拠を意識しながら音読しながら音読をします。
パート5と同じく、正解の選択肢を見なくても本文がスラスラと音読ができるようになるかで繰り返し音読をします!
パート7
①日本語訳を確認しながら音読
②解説を読む
③わからない単語・フレーズの意味調べ
④音読
⑤速読(900点以上を目指している方にオススメ!)
パート7はこの順番で復習を行なっていきます!
③まではパート6と同じなので、説明を省略させていただきます。
パート7の音読では意識するポイントが3点あります!
正しい発音・文章の意味・文の構造です!
スラスラと音読ができるようになるまで、音読を繰り返します。
パート6の音読で3点のポイント(発音・意味・構造)を含めなかった理由は、意識することが多すぎると負荷がかかりずぎると感じたからです。
もちろん、慣れてきたらパート6でも3点のポイントを意識しながら音読することがオススメです!
900点以上を目指している方は、さらに速読を取り入れることがオススメです。
文章を速く読めるようになるには、速読が効果的です。
しかし、速く読むことだけを意識しすぎると先ほど紹介した3点のポイント(発音・意味・構造)を意識することが雑になってしまう可能性があるので、速読をする前に④の段階でしっかりと精読をすることが大切です。
900点以上を目安にした理由は、自分が速読を取り入れなくても800点以上を達成することができたためなので、900点以上は目指していないけど、英文が速く読めるようになりたいという方は、ぜひ速読をやってみてください!
速読のやり方については、別の記事で詳しく紹介しているので、よろしければ、こちらを参考にしてください!
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4、1セット解き直す!
すべての問題の復習が終わったら、1セット解き直します。
先ほど私が復習は間違えた問題から解き直すのがオススメと書いていたのを覚えているでしょうか?
それは、最後にもう一度解き直すからです!
間違えた問題は、復習をしてから出来るだけ間を空けてから解き直す方が、学んだことを思い出しながら問題を解くことができます。
思い出すことによって、長期記憶として定着しやすくなると言われています。
そのため、1回目で解いたときに間違えた問題から復習するのがオススメです。
復習してから解き直すので、ほとんどの問題はスラスラと解くことができると思います。
もちろん、それでも間違えてしまう問題は出てくるでしょう。
そうしたらまた、復習して、2・3日ほど間を開けてから解き直します。
完璧になるまで繰り返し頑張りましょう!
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まとめ
私が実際に行なっている、模試復習方法は以上です!
英語学習は復習がとても大切です!
復習がしっかりとできていないとTOEICスコアを伸ばすことが難しくなってしまいます。
ぜひ復習に力を入れてみてください!
というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ではみなさん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990