書店のTOEICコーナーに行くと、何冊もズラリとTOEIC対策の参考書が並んでいます。
たくさんの本が出版されていることは決して悪いわけではありませんが、「どれを使えば良いんだろう、、、」「どの問題集が本当に役に立つんだろう?」と色々考えてしまい、なかなか1つに絞れず、購入するまで時間がかかってしまったという方もいらっしゃると思います。
参考書選びはとても大切ですが、参考書選びで多くの時間を過ごしてしまうのは、かなりもったいないことです。
というわけで今回は、私がこれまで使ってきた模試問題集から厳選して、本当にオススメものを紹介していきます!
本当にオススメなTOEIC模試問題集
TOEIC公式問題集(対象:全スコア)
TOEIC対策に、公式問題集は絶対に必須です!
この記事を書いている時点(2020.3.29)では、合計で7冊のTOEIC公式問題集が発売されています。
TOEIC公式問題集は、唯一、本番と全く同じ形式で問題を解くことができる模試問題集です。
リスニングで出てくるナレーターは、本番に出てくる方と同じです。
公式以外の問題集だと、ナレーターが違ったり、リスニングの各パートのdirectionが若干違ったりと、所々違いがあります。
また、公式から出ているので、問題の質も間違いありません。
というよりは、質が悪いと言いようがありません笑
まずは、TOEIC公式問題集を最低でも1冊は使うのが良いです。
TOEIC公式問題集は、新しく発売された物から使うことをオススメします。
理由は、TOEIC公開テストの問題の傾向は、少しずつ変化しているからです。
そのため、より新しいTOEIC公式問題集を使って勉強した方が、より新しい問題の傾向を押さえることができます。
とはいえ、傾向が大きく変化したということはないので、新しいものを使わなくてはいけないというわけではありません笑
TOEICL&Rテスト究極の模試600+(対象:全スコア)
個人的に、公式以外のTOEICの模試問題集だと、「TOEICL&Rテスト究極の模試600問+」が多くの方にとって、一番役に立つ模試問題集なのではないかと思います。
合計で、本番と同じ形式の模試×3と復習用の模試×1が用意されています。
復習用の模試は、3つの模試の中から、問題が抜粋されて作られています。
全体的な問題の難易度としては、公式問題集よりも少し難しめです。
そのため、本番前の練習としても使えます。
問題の質が高いことに加え、学習をより効果的にするための購入者限定の特典がとても豪華です。
別の記事で詳しく紹介していますが、アビメまで測定できる自己採点システム、全ての問題の解説動画、スマホ一台さえあれば復習ができるようになる、音声再生つき電子書籍など、ここまでやっていいのか!?と思えるほど、特典が充実しています。
こんな問題集がもっと早く欲しかったと思えます。
TOEICL&Rテスト目標スコア奪取の模試(対象:全スコア)
「TOEICL&Rテスト目標スコア奪取の模試」は、本番と同じ形式の模試が1セット用意されています。
この模試の特にすごいところは、解説にあります。
TOEIC公開テストで、何度も990点を取られている濱崎先生の解き方が問題ごとに解説されています。
先読みではどこを読めばいいのか、Part7の選択肢からどこに注意して本文を読めばいいのかなど、細かく解説されています。
また、本書の前半では、470・600・730・860・990ごとに、目標スコア達成のための戦略が解説されています。
ここでは、どんな問題を正解しなくてはいけないのか、逆にどんな問題は捨てるべきなのかが書かれています。
そして、どんなことを意識して勉強すればいいのかも解説されています。
TOEICテスト新形式精選模試2(対象:800点〜)
「TOEICテスト新形式精選模試2」は、TOEIC800点後半〜900点以上を目指している方には、ぜひとも使っていただきたい問題集です。
とにかく問題の質が高いです!
問題は、本番よりも少し難しめに作られています。
そのため、本番前に練習を積むには本当に役に立つ問題集です。
また、「TOEICテスト新形式精選模試2」も、復習に役立つ特典が充実しています。
リスニング
・頻出語彙リスト
・穴埋めディクテーション
・音声
リーディング
・頻出語彙リスト
・スラッシュリーディング
・マークシート
リスニング、リーディングで分かれているので、自分の現状に合わせて問題集を選ぶことができますし、TOEIC公式問題集と比べて、1セットあたりの値段が安くコスパも良いです!
TOEIC900点を超えている方向けにオススメの模試問題集!
TOEIC既出問題集
(※画像は2018年版のものになります。)
日本語版では、TOEICの過去問は売っていません。
TOEIC公式問題集は公式から出ている問題集ですが、過去問ではありません。
しかし、韓国版であれば過去問を手に入れることができます!
それが、TOEIC既出問題集です。
TOEIC既出問題集では、実際に韓国で実施されたTOEIC公開テストで使われた問題が載っています。
解いてみた感想としては、日本のTOEIC公開テストと比べて少し難しいと感じました。
また、解説が韓国語のみです。
なので、すでに900点を超えている方が、さらに950〜990点を達成するために使うのがオススメです。
TOEICL&RTEST990点獲得最強Part7模試
「TOEICL&RTEST990点獲得最強Part7模試」は、表紙がライオンとかなりのインパクトがありますが、中身の問題も猛獣です笑
とにかく難しい問題が多く用意されています。
難しいのですが、TOEICらしさもしっかりと再現されています。
TOEIC公開テスト本番で出てくる難問のような問題が多く出てくるイメージです。
900点越えを達成された方には、「リスニングでは満点を取れたけど、リーディングでなかなか満点が取れない。」が多いです。
特にリーディングは、全問正解をしないと満点が取れない回もあるので、リーディングで満点を取るのは難しいです。
もちろん、個人差はありますが、多くの方にとって課題となっているのはPart7だと思います。
そういった方に、この「TOEICL&RTEST990点獲得最強Part7模試は本当にオススメです!
難しい問題を多く解くことによって、本番で自分がなぜ全問正解できないのか、自分の課題は何かが見えてきます。
特に上級者の方は、TOEICにおける自分の課題がだんだんと見つけづらくなってくるので、「TOEICL&RTEST990点獲得最強Part7模試」のように、難易度の高い問題集を解くのは、自分の課題を見つけるのに役に立ちます。
私がオススメするTOEIC模試問題集の紹介は以上です!
今回紹介した模試問題集の中で使ったことがないものがございましたら、ぜひ使ってみてください!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!