今回は、TEX加藤さん著の『TOEICL&RTEST出る単特急金のセンテンス』を紹介していきます!
『金のセンテンス』は発売日前から、かなり話題となっていた単語帳でしたね笑
実際に、私も発売日にゲットして使ってみたので、実際に使用した感想などを詳しく紹介していきます!
『金のフレーズ』との違いは?
今回紹介する『金のセンテンス』は、以前から発売されている『金のフレーズ』とは違います!
『金のフレーズ』との大きな違いは次の通りです!
・「金のセンテンスにのっている単語数は金フレ+α
・360文の中に頻出単語が濃縮されている!
・英→日の順番で日本語訳が赤字になっている!
・スコア順に単語が並んでいない。
・関連語の日本語訳も赤字になっている!
『金のフレーズ』では、1つの単語に対して、1文の短い例文が用意されていました。
しかし、『金のセンテンス』では、1つの例文が少し長く、複数個の見出し語がその1文中で使われています。
イメージとしては、『Duo3.0』のような単語帳です!
1文あたりの語数は23語以下になっています。
なぜ23語以下なのかについて、『金のセンテンス』にこのように書いてあります。
例文が長いと学習効率が落ちるので、パート5(短文穴埋め問題)の長めの設問文の語数である23語を上限とし、全ての英文をそれ以下の長さにまとめました。 (『金のセンテンス』より)
また、360個の例文に含まれている見出し語の合計は、『金のフレーズ』にのっている1000語を含む、約1500語となっています。
そのため、『金のフレーズ』をすでに使い終わっている方も、『金のセンテンス』を使うことによって、さらに語彙力をアップさせることができます!
押さえておきたいTOEICに出る主な部署名/職業名/専攻名(学問名)・前置詞/接続詞/接続副詞・押さえておきたい定型表現120は、『金のフレーズ』と同じ単語・表現がのっています。
『金のフレーズ』では、TOEICに出る主な部署名/職業名/専攻名(学問名)の日本語訳は黒字になっているのですが、『金のセンテンス』では赤字になっているので、赤シートを使って勉強することができるようになりました!
『金のフレーズ』でのっていたPart1の重要単語や多義語は、360文の中にいくつか含まれていました。
『金のフレーズ」では、600点・730点・860点・990点とスコア順に単語が並んでいたのですが、『金のセンテンス』では、360文の例文は難易度順に並んでいますが、単語については特にスコア順や難易度順になっているわけではありません。
そのため、目標スコアに必要な単語だけを覚えたいという方は、『金のセンテンス』よりは『金のフレーズ』を使って必要な単語だけをさっさと覚えて、問題演習により多くの時間を使ったほうが良いと思います。
どんな人にオススメか?
『金のセンテンス』を使うのがオススメな方については、『金のセンテンス』で詳しく紹介されているので、そちらを参考にさせていただきます。
・すでに金フレを終え、語彙力をさらに補強したい方
・フレーズではなく、文で単語を覚えたい方
・パート7(長文読解問題)の読解スピードを上げたい方
・「日→英」ではなく、「英→日」形式で単語を覚えたい方
・TOEICに出る単語だけを効率よく覚えたい方
・短期でTOEIC高得点が狙える語彙力を身につけたい方 (『金のセンテンス』より)
個人的には、中〜上級者向けの単語帳だと考えています。
現在のスコアが600点以下の方は、『金のフレーズ』よりも難易度の易しい『銀のフレーズ』を先に使うことをオススメします!
『銀のフレーズ』についてはこちらから!
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オススメポイント
・効率良く単語を覚えることができる!
1つの文に複数個の頻出単語が濃縮されています!
そのため、1つの例文でまとめて頻出単語を暗記することができるため、効率良く頻出単語を暗記することができます。
また、先ほども紹介した通り、1文の長さが、パート5の長めの設問文の語数である23語以下に作られています。
長めの例文を使って音読などをすることによって読解スピードを上げることもできます!
・語注・解説欄は必見!
『金のフレーズ』も語注・解説欄が詳しく作られていたのですが、『金のセンテンス』も詳しく作られています。
語注・解説欄では、重要な派生語・関連語、文法事項、出題ポイントなどが詳しく書かれているので、見出し語の意味をすでに知っている場合でも、勉強になることがたくさんあります。
・派生語・関連語が豊富&日本語訳が赤字!
『金のフレーズ』では、派生語・関連語の日本語訳が黒字でした。
そのため、赤シートを使ってテストをすることができず、覚えられているか確認することができなかったのですが、『金のセンテンス』では、派生語・関連語の日本語訳が赤字になっているため、赤シートを使って勉強することができます。
また、派生語・関連語の日本語訳が黒字になっていると、見出し語のテストをしている時に見えてしまい、答えがわかってしまうというアクシデントもあったのですが、『金のセンテンス』では赤字になっているので、そのアクシデントを防ぐことができます!
・豆知識がたくさん紹介されている!
『金のセンテンス』では、所々、ページの下に豆知識が紹介されています。
豆知識の内容は、TOEICに良く出てくる単語がどのように本番の文章で出てくるのかや、実際に本番で出てきた難しい単語、本番に使えるコツなどの実用的な知識から、TOEICの世界について、TOEIC用語などの知っておく必要なないけれど、知っているとよりTOEICを楽しむことができる知識までに紹介されています。
個人的にTOEIC用語についての紹介が面白いなと思いました。
『金のセンテンス』で解説されているTOEIC用語を知ると、TwitterなどでTOEIC学習者がよく使っているけれど、よく意味がわからないような言葉を理解することができます笑
・3種類の音声が用意されている!
『金のセンテンス』では、英文のみを読み上げる音声、和訳と英文を交互に読み上げる音声、「和訳→英語→単語→英文」の順に読み上げる音声の3種類が用意されています。
そのため、使用方法やご自身のレベルによって、音声を使い分けることができます。
のっている単語が覚え終わったら、英文のみを読み上げる音声を使ってシャドーイングやディクテーション、リッスン&リピートをすることによって、リスニングの勉強をすることができますし、和訳と英文を交互に読み上げる音声を使って、和訳が読まれた段階で音声を一時停止して、自分で英文を発音すれば、スピーキングの練習にもなります。
単語帳として、語彙力をアップされるだけでなく、読解スピード、リスニング力、またスピーキング力も伸ばすことができるので、『金のセンテンス』は非常に魅力的な単語帳だと思います!
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単語帳の効果的な使い方!
私が第二言語習得論の知識を生かして、効率的に単語を覚えるための単語帳の使い方を考えました。
この単語帳の使い方は、実際に私自身が1ヶ月に渡り実験を行い、合計で1880個の単語を覚えることができた方法です。
もちろん、単語帳によって使い方の違いに多少変えなければいけないところはあると思いますので、ぜひこの記事に載っている方法をもとに、自分が実践しやすいようにアレンジしてみてください!
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『金のセンテンス』の紹介は以上です!
個人的には、『金のフレーズ』を使ってから、『金のセンテンス』を使うのがおすすめです。
やはり頻出単語はなるべく早く覚えておくべきということもあり、『金のフレーズ』を使ってできるだけはやく、頻出単語を覚えてしまってから、『金のフレーズ』の復習もかねて、さらなる語彙強化アップのために『金のセンテンス』を使うのが良いと思います。
『金のフレーズ』と『金のセンテンス』の2冊を使ったとしても、合計で約1900円ほどなので、他の種類の単語帳1冊分か、それよりも安い金額です。
『金のフレーズ』では、覚えられていた単語でも、例文が変わってしまうと「この単語の意味って何だっけ?」となってしまう単語も出てくると思うので、しっかりと覚えられていない単語を発見して、覚えることができるので、確実に頻出単語を覚えることができます。
語彙力をUPさせたい方は、ぜひ使ってみてください!
金のフレーズについてはこちらから!
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というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!
Twitter:@TToeic990