状態変化を表す動詞(〜になる)には、become、get、come、go、grow、fall、turnがあります。
この7つの動詞は、いずれも状態の変化を表すことができますが、それぞれ違ったニュアンスを持っています。
というわけで、今回は、状態変化を表す動詞の使い分けについて紹介していきます!
become
(〜になる)の代表といえば、becomeですね!
becomeは、内面的、永続的に〜なることを表す場合に使われます。
My son became a professinal baseball player.(私の息子はプロ野球選手になった。)
Math has become my favorite subject. (数学は、私の好きな科目になった。)
He became interested in English. (私は英語に興味を持つようになった。)
becomeは、過去形や現在完了でよく使われる動詞です。
辞書で調べてみると、全く現在形で使われことがないわけではありませんが、やはり例文は過去形や現在完了が多めです。
get
getは、一時的、表面的に〜になることを表す場合に使われます。
I got angry at him.(私は彼に怒った)
He is getting better.(彼は良くなってきています。)
My son got married.(私の息子は結婚した。)
getは、名詞句の前で使うことができません。
そのため、become a doctor(医者になる)を❌get a doctorと言うことはできません。
come
comeは、好ましい状態への変化を表す場合に使われます。
He comes alive.(彼は生き生きしています。)
My dream came true.(私の夢は実現した。)
He finally came clean what he did last night.(彼は、ついに昨夜彼が何をしたのかを白状した。)
go
comeが、好ましい状態への変化を表すのに対して、goは、望ましくない状態への変化を表す場合に使われます。
The meat has gone bad,(その肉は腐った)
My company went bankrupt last year.(私の会社は、昨年、倒産した。)
He went mad when his mother confiscated his smartphone.(彼のお母さんが、彼のスマホを没収したとき、彼は怒った。)
grow
growは、次第に起こる変化を表す場合に使われます。
We are growing tired. (私たちは、疲れてきた。)
We should come home because It is growing dark. (だんだん、暗くなってきたから、私たちは家に帰るべきだ。)
His book has got popular recently. (彼の本は、最近、人気になってきた。)
fall
fallは、急にある状態になる場合に使われます。
I was fall asleep during the class. (私は、授業中に寝入ってしまった。)
We fell ill after eating dinner. (私たちは、夕食を食べた後、体調が悪くなった。)
He fell silent.(彼は黙り込んだ。)
turn
turnは、全く違う別の状態への変化を表します。
The green leaves turn red in autumn.(秋には、緑色の葉っぱが赤くなる。)
My son turned a doctor last month. (私の息子は、去年、医者になった。)
He will turn thirty next week. (彼は、来週、30歳になる。)
色の変化や、状況の変化を表すことができます。
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状態変化を表す動詞の使い分けは以上です!
ぜひ、それぞれのニュアンスを理解して、英会話や英作文などで使ってみてください!
というわけで、今回はここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!