学校の英語の授業では、「can=be able to」と習うことがほとんどだと思います。
どちらも「〜することができる」という意味を持っているため、「can」と「be able to」は全く同じ意味だと思っている方も多いと思います。
しかし、本当に全く同じなのでしょうか?
実は、「can」と「be able to」には、意味の違いがあります!
というわけで今回は、「can」と「be able to」の意味の違いについて紹介していきます!
「can」と「be able to」とは?
では、「can」と「be able to」の違いは何なのか?
「can」は、身に備わった能力を表すのに対して、「be able to」は一時的な能力を表します。
The baby can't play the piano.
(赤ちゃんは、ピアノを弾くことができない。)
I am not able to play the piano since I have injured my finger.
(私は、指を怪我してしまったため、ピアノを弾くことができない。)
この例文では、「can」は、元々ピアノを弾く能力が無いことを表し、「be able to」を使った例文では、元々弾く能力はあるけれど、怪我などの理由で、今は一時的に弾くことができないということを表しています。
この違いこそが、「〜することができる」の意味を持つ「can」と「be able to」の違いです!
この他にも、「be able to」は実際にできるかどうかを表すのに対して、「can」は、気持ちの上でできるかできないかを表す場合もあります。
I am able to discard pictures of my family.
(私は家族の写真を捨てることができる。)
I can't able to discard pictures of my family because they are my treasure.
(家族の写真は私の宝物なので、私は捨てることができない。)
「be able to」は、家族の写真を捨てることができるかできないかに焦点が置かれているのに対して、「can」は宝物だから捨てることができないと、気持ちの上でできるかできないかに焦点が置かれています。
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「can」と「be able to」については以上です!
「can」と「be able to」には、今回紹介した「〜することができる」の意味以外にも、使い方の違いなどがありますが、今回の記事では意味に焦点を当てて、「can」と「be able to」の違いについて書きました。
「can」と「be able to」の使い方の違いについては、また別の記事で詳しく紹介していきます!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!