学校の英語の授業では、一般的に「could」は「can」の過去形だと教わります。
しかし、実際には「could」は「can」の過去形以外にも、様々な使い方があります!
というわけで今回は、「could」が持つ5つの使い方について紹介していきます!
「Could」が持つ5つの使い方!
1能力・可能
1つ目の使い方は、「能力・可能」です。
「能力・可能」の使い方では、couldは「〜できた」と訳されます。
I could read this book when I was five.
(私が5歳の時に、この本を読むことができた。)
I couldn't attend the meeting.
(私は、その会議に出席することができなかった)
また、「〜しようと思えばできる」という仮定の意味を表現することもできます。
I could study English for 12 hours a day.
(1日に12時間、英語の勉強をしようと思えばできそう。)
2可能性
2つ目の使い方は、「可能性」です。
「可能性」の使い方では、couldは「〜でありうる」と訳されます。
What he said could be true.
(彼の言ったことは、真実かもしれない。)
The professor is predicting that Japanese economy could improve.
(その教授は、日本の経済が改善されるかもしれないと予測している。)
このように、主節の動詞が過去形でなくても、従属節でcouldを使うことができます。
3仮定法
3つ目の使い方は、仮定法です。
「could have + 過去分詞」の形で、過去のことについての推量を表すことができます。(仮定法過去完了)
If I had enough money, I could have bought the limited edition of the book.
(もし、十分なお金を持っていたら、その本の限定版を買うことができただろうに)
4「Could I 〜?」→許可を求める丁寧な言い方
4つ目の使い方は、丁寧に許可を求める言い方です。
「Could I 〜?」で、「〜してもよいでしょうか?」と表現することができます。
Could I use your pen.
(あなたのペンを使ってもよろしいでしょうか?)
Could I take a picture here?
(ここで写真を撮ってもいいでしょうか?)
5「Could you 〜?」→依頼を表す丁寧な言い方
5つ目の使い方は、丁寧な依頼です。
「Could you 〜?」で「〜していただけませんか」と表現することができます。
Could you do me a favor?
(助けていただけませんか?)
Could you lend me 10,000yen?
(一万円貸していただけませんか?)
「could」が持つ5つの使い方については以上です!
「could」には「can」の過去形以外にも使い方があるということを知っておくと、もちろん、会話などで自分が使うときにも役立ちますが、リーディングの時にも、内容を正確に理解するのに役立ちます。
知らない使い方があったら、ぜひ覚えてください!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ではみなさん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!