勉強を始めた多くの方が、リスニングを難しいと感じると思います。
理由は単純で、学校の授業であまりリスニングをやってこなかったからです笑
やってきていないものは出来なくて当然です。
「やってきてないから出来ません」だけでは、もう終わってしまうので(笑)、
この記事ではもっと踏み込んで、リスニングを練習しているのに、なかなか聞き取れるようにならない原因とその対策法について、紹介していきます!
この記事の信頼性について
私はこれまでに、独学でTOEIC970点、英検1級を取ってきました。
特にTOEICのリスニングはこれまでに6回満点を取っています。
正確に私のリスニング力を証明することはできませんが、TOEICのリスニングで6回満点を取ったことが、少しでもこの記事の信頼につながればなと思います。
リスニングができない3つの原因とは?
リスニングができないのは、次の3つが主な原因として考えられます。
①単語・文法の知識が不足している
②音が聞き取れていない
③音は聞き取れるが内容が理解できない
この3つの原因の対策法について、これから詳しく紹介していきます!
3つの原因の対策法
①単語・文法の知識が不足している
まず、英語の基礎となる単語と文法の知識が不足していては、何を言っているのか理解することができません。
知らない単語や表現をいくら聞いたとしてもわからないままです。
そのため、単語力と文法力に自信がない人、特に本文を読んでわからない単語や文法が多く見つかった人は、まず単語と文法から勉強しましょう!
単語については、英語を勉強する目的によって変わってきます。
このブログでは、TOEIC・英検対策の単語帳と、単語帳の使い方について詳しく紹介しているので、よろしければ参考にしてください!
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②音が聞き取れていない
単語や文法は知っているのに、リスニングが聞き取れないのは、英語の音が聞き取れていないからです。
英語には、日本語には無い発音があります。
また、英語には音声変化というものがあります。
音声変化は大きく分けて5つあります。
①語尾の子音と語頭の母音がつながる
②同じ子音が連続するときは2つ目だけを発音(例)
③語尾の子音(破裂音)は消える
④[ə]は消失気味に発音
⑤[t]はラ行に近い発音になる。
この通り、英語には日本語には無い音、また音声変化があるため、発音について勉強していないと、知らない音がたくさん出てきます。
人間の脳はこの知らない音を、自分の知っている音に置き換えて理解してしまいます。
外国語で作られた歌を聞いていると、日本語のように聞こえることがあるのは、知らない音を知っている音に置き換えていることが原因だと言われています。
そのため、単語力と文法力をつけた後は、発音を勉強する必要があります。
私のオススメは、「英語耳」です。
「英語耳」では、口のイラストを使って、発音記号ごとに発音を学ぶことができるので、自分で辞書を使って単語を調べる時にも、聞いたことがない単語でも、発音がわかるようになります。
また、先ほど紹介した音声変化についても練習することができます。
「英語耳」にはCDがついてるので、口のイラストと解説を見て、発音の仕方を学んだ後、ネイティブの音声を使って、発音の練習をすることができます。
他にも、オンライン英会話などのサービスを利用すれば、自分の発音を先生に聞いてもらって、直接指導してもらうことができます!
③音は聞き取れるが内容が理解できない
最後に「音は聞き取れるが内容が理解できない」ですが、音を聞き取ることだけで精一杯で、内容を理解するための余力がないため、起こってしまいます。
そのため、音を聞き取ることために使う労力を減らしてあげれば、自然と内容も理解できるようになります。
では、具体的にどうすればいいのか?
私のオススメはシャドーイングという勉強法です。
シャドーイングとは、音声を聞きながら、少し遅れて発音する勉強法です。
シャドーイングは、有名な勉強法なので、実際にやっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
音声を聞きながら、自分でも発音をすることによって、音を自動的に聞き取る力をつけることができます。
自分で発音できる音は、正確に聞き取ることができると言われますが、シャドーイングの効果の1つは、まさにこれです。
私が実際に行なっているシャドーイングの方法は次の通りです。
①音声を聞く(2〜3回)
②本文を見ながら音声を聞く
③自分が聞き取れなかった部分・初めて出会った単語に印をつける
④わからない単語・表現の意味調べ
⑤本文を音読する
⑥オーバーラッピング
⑦シャドーイング
※オーバーラッピング:本文を見ながら、シャドーイングをする勉強法
まずは何も見ずに、自分がどれだけ聞き取れるか、内容を理解できるかを確認します。
その後、本文を見ながら、自分が聞き取った内容は正しいかを確認します。
この時に、自分が聞き取れなかった単語、または初めて出会った単語には印をつけておきましょう。
わからない単語や表現があったら、すべて調べます。
その後、自分のペースで音読をします。
この時、スラスラできるようになることも大切ですが、内容を頭に浮かべながら音読をすることが大切です。
何も考えずに音読をしていても意味がありません。
音読がスラスラできるようになったら、音読と同じように内容を頭に浮かべながらオーバーラッピングをします。
オーバーラッピングもスラスラできるようになって、やっとシャドーイングをします笑
このように、シャドーイングを行うまでに6ステップもあります。
特に英語学習を始めたての頃は、いきなり音声を使ってシャドーイングをするのはとても難しいです。
そのため、いきなりシャドーイングから始めるのではなく、下準備として音読とオーバーラッピングをします。
この勉強法は、私がTOEICのリスニングで満点を取るのに、本当に役に立った勉強法ですし、私は今でも毎日行っています。
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リスニングができない原因と対策法については以上です!
学習者のレベルによって、何が原因でリスニングができないのかは違います。
自分がどの段階でつまづいているのかを確認した上で、効果的に対策をしてください!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ではみなさん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!