nearlyとalmostは、どちらも「ほとんど」という意味を持っています。
「ほとんど」という意味では、どちらも同じ意味として使われますが、細かいニュアンスの違いがあります笑
また、一緒に使われる単語によって、どちらが好まれるなど、使い方の違いがあります。
というわけで今回は、nearlyとalmostの細かいニュアンスの違いと、使い方の違いについて紹介していきます。
nearlyとalmostの意味の違い!
nearlyとalmostは、どちらも「ほとんど」という意味ですが、細かいニュアンスの違いがあります。
nearly
→目標に近づいていて、もう少しで達しそうなことを強調する
almost
→近いがもう少しのところである状態に達していないことを表現する
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nearlyとalmostの使い方の違い!
nearlyとalmostの使い方の違いは以下の通りです!
ポイント
nearlyが良く使われるパターン
①数表現と一緒に使うときはnearlyを使う!
(例)Nearly 200 million people travel abroad every month.
(毎年200万人近い人が海外旅行をする。)
②終わり・完全を表す動詞を修飾するときはnealyを使う!
(例)My new house is nearly complete.
(新しい家は、完成間近だ。)
③very, prettyを修飾するときはnearlyを使う!
(例)It is very nearly 1 p.m.
(もう少しで1時だ。)
※終わりを表す動詞は、finish, fall, lose, dieなどがあります。
※完全を表す動詞は、enough, perfect, fullなどがあります。
ポイント
almostがよく使われるパターン
①感情を表す動詞や形容詞(句)を修飾するときはalmostを使う!
(例)I almost cried.
(私は泣きそうになった。)
②否定語の前で使うときはalmostを使う!
(例)Almost no one couldn't resolve the problem.
(ほとんど誰も、その問題を解くことができなかった。)
③様態の表現(like「〜のような」など)を修飾する時はalmostを使う!
He is almost like a boss.
(彼はほとんどボスのようだ。)
④比較級を修飾するときはalmostを使う!
(例)I am almost the longest in the class.
(私はクラスで背が一番大きい方です。)
※感情・精神活動を表す動詞には、believe, want, hearなどがあります。
※感情・精神活動を表す形容詞には、afraid, certainなどがあります。
※様態を表す表現には、like(〜のような)・as if(まるで〜であるかのように)などがあります。
nearlyとalmostの細かいニュアンスの違いと、使い方の違いについては以上です!
ぜひ、この記事に書いてあることを参考にして、使い分けてみてください!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!