「話す」「言う」を表す英単語には、「say, tell, speak, talk」があります。
日本語訳だと、全て同じ意味になってしまいますが、それぞれ違ったニュアンスを持っています。
というわけで今回は、「say, tell, speak, talk」の違いについて紹介していきます!
say
to speak or tell sb, using words:
オックスフォード英英辞典 第7版より
「say」は、「人の発言などを話す内容」に焦点が置かれている単語です。
He said that he will go to the library to do homework.
(彼は、宿題をやるために図書館に行くと言っていた。)
tell
to give information to sb by speaking or writing
オックスフォード英英辞典 第7版より
「tell」は「特定の相手に情報や指示を伝える」と「伝える内容に加えて伝える相手」に焦点が置かれている単語です。
My grandfather used to tell us his story.
(おじいちゃんは、よく私たちに彼の話をした。)
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speak
to speak to sb about sth; to have a conversation with sb:
オックスフォード英英辞典 第7版より
「speak」は、「口から音声・言葉を出す」が基本的な意味で、「一人の人が一方的に話す」を強調する単語です。
I am not good at speaking in public.
(私は、人前で話すのが苦手だ。)
talk
to say things; to speak in order to give information or to express feelings, ideas, etc
オックスフォード英英辞典 第7版より
「talk」は、「2人以上の人が話をかわすこと」を表す単語です。
Some students were talking during the lecture.
(授業中、何人かの生徒はおしゃべりをしていた。)
「say, tell, speak, talk」の違いは以上です!
まとめると次の通りです!
say→「人の発言などを話す内容」に焦点が置かれている
tell→「特定の相手に情報や指示を伝える」と「伝える内容に加えて伝える相手」に焦点が置かれている
speak→「口から音声・言葉を出す」が基本的な意味で、「一人の人が一方的に話す」を強調する単語
talk→「2人以上の人が話をかわすこと」を表す
ぜひ違いを覚えて、英会話などで使い分けでください!
というわけで今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では皆さん、一緒に勉強頑張っていきましょう!!!